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(柴野貞夫時事研究会 日本を見る 最新の時事特集 2011年3月16日)

 

 

柴野貞夫時事問題研究会



 


周辺住民と原発従事労働者の命と引き換えに、福島事故原発の延命と,破たんした原発政策を固執する、
菅政府と日本資本家階級に対する抗議の行動を起こそう!

 

 

 

これ以上、死の灰の拡散による、周辺住民と原発従事労働者の命と生活の犠牲を出さない為、(一刻も早く、)

 

 

○日本政府と東京電力に対し、福島第一原発の1~4号基の延命でなく、廃炉処置に向けた処置を、直ちに取る事を要求する!

 

○日本政府と東京電力は、プルサーマル発電炉-第3号基が、猛毒を拡散しているウラン・プルトニューム混合燃料炉である事を、国民に明らかにせよ!

 

○日本政府は、Ⅰ~4号基が拡散する放射性物質の種類と、周辺100kmの汚染度を、場所別経時的に(NHKの1つのチャンネルを専用し)報告せよ。

 

○NHKを筆頭に、日本の言論は、巨大な原発利権に汚染された、原発マフィアの一味である学者、研究者の虚偽の説明を垂れ流しするな!

 

○全国の稼働原発中の54基の全面的廃棄と、予定されるすべての原発計画の中止を要求する。

 

○日本政府の、プルトニュームの大量保有(40トン強)は、核兵器製造の企図を内在するものである。廃棄核燃料の再処理(プルトニューム)は、核兵器の製造の準備と、それをカモフラージュする為の危険極まりないプルサーマル発電として使われている。

 

○青森県六か所村、廃棄核燃料再処理工場の稼働予定を直ちに中止せよ。年間処理能力8トンのプルトニューム抽出は、長崎型原爆の1000個分に相当する。

日本の核武器保有の条件をつくる再処理工場は、憲法違反であり、核3原則の蹂躙だ!

 

 

 

○日本の稼働中の54基の原子炉(貯蔵プール)にある、すべての廃棄核燃料の、再処理に反対する!

 

○国民の命を犠牲にしておいて、日本の資本家階級(産業界)の利益を守ろうとする、如何なる企みにも騙されるな!

 

資本家どもの破たんした原発政策を隠ぺいする為の、「国難に身を犠牲にする英雄」と言う、資本家どもの宣伝に騙されるな!

 

○日本政府、東京電力、日経連は、福島原発非難周辺住民の、避難生活の全面的保障(旅館ホテルなど、まともな宿泊設備)と、生活被害に対する全面的補償、漁業・農業・畜産業被害に対する責任ある賠償を行え!




 

(2011・3・21 時事問題研究会)

 

 

 

 

付録

 

●福島原発事故に対する、福島県郡山市長記者会見(3月19日午後2時)

 

 

「国と東京電力は、郡山市民、福島県民の命を第一とし、原発「廃炉」を前提に対応しているものと考えておりましたが、国・東京電力は、今後の産業・経済を優先し、「廃炉」を前提としたアメリカ合衆国からの支援を断った事は言語道断であります。私は、郡山市民を代表して、さらには、福島県民として、今回の原発事故には「廃炉」を前提として対応する事とし、スリーマイル島の原発事故を経験しているアメリカ合衆国からの支援を早急に受け入れ、一刻も早く、原発事故の沈静化を図るよう国及び東海電力に対し、強く要望する・・」(原文のまま)