見る東北アジアの平和の展望 

                            六カ国協議を通して


北朝鮮の核開発をめぐる六カ国協議が、213日、共同声明を採択した。059月、第4回六カ国協議において”朝鮮半島の検証可能な非核化の初期的措置を北朝鮮の同意の下で確認するが、その後の”ミサイルの発射”と”核実験”の実施により空文化してしまったと言われている。。しかし、今回の共同声明はこの北の核廃棄に向けての”初期的措置”を再確認しただけでなく、その全面的な廃棄に向けて、将来に道筋をつけた点において評価出来る。日米軍事同盟の下で、米国によって持ち込まれる核には口を噤み、”北による核”の脅威を煽り立て、自身の在日米軍の核の有無に対する「検証可能な」調査は、行なう事はせず極東の軍事的緊張を自国の軍事的自立の為の憲法改悪に利用しようとする日本の資本家階級と、その代理人安倍自民党政権に対し、それは一つの打撃である。
北朝鮮のミサイルを批判しながら、自らは北朝鮮を射程に置くイージス艦を配備し、北朝鮮と中国を宇宙から情報収集する軍事偵察衛星4基を打ち上げ、極東アジア諸国に対する(特に北朝鮮)先制攻撃の為の武器としているのだ。日米軍事同盟の現実の姿こそ、第46カ国協議の9.19共同声明を”空洞化”した真の原因であったと言うべきである。
朝鮮半島の恒久平和に向かって、6ヶ国協議、2.13共同声明の履行が始まっている。ここで、次の点を明らかにしていきたい。

北朝鮮の核をめぐる、これまでの論議で欠けているもの。それは、”核保有国が行なうべき義務の不履行”と”核による未保有国への脅し”ではないだろうか?
アメリカは何故、国際的な問題解決を”戦争”によって解決しようとするのか?北朝鮮は本当に”戦争”を引き起こそうとする国なのか?
安倍政権は、6カ国協議で何故、孤立したのか?これからの日朝作業部会
"拉致問題”を取り上げるなら同時に、日本による朝鮮民族に対する歴史犯罪は避けてとおれない問題ではないのか? 安倍自民党政権はどうしてそれを避けるのか?
”拉致”が解決しない限り2.13声明での北支援はないと言う日本政府の態度は、何を意味するのか?日本の武装国家化=憲法9条破棄を目指す国家主義者、安倍の”権利と人権意識”とは?
NHK
のドキュメント番組に対する、安倍晋三の政治介入はいかなるものだったのか。NHKに対する”放送命令”とは何か? 安倍は、アジアと日本の国民の人権や権利に対してどんな意識を持っているのか?
2.13共同声明に対して、アメリカと日本に対応の差があるが、それはどういう事か?
金大中の登場と民主化まで韓国は、”軍事独裁国家”であり、アメリカの植民地侵略戦争の”先頭部隊”(アメリカのテロ集団)と言う事は何を意味するのか?
アメリカと日本が、日米安保条約の法の制約を破り、”在日米軍”が日本に居座る法的正当性がないと言うことはどういう事か? 日本とアメリカの間で進められてきた”在日米軍の再編”とは何か。一体、政府は国民の目を誤魔化して、何を相談しているのか。
安倍首相と資本家階級(日経連)が憲法改正する理由は何か? "国際市場競争”とは何か? 日本の資本化階級(日経連)がやたら叫んでいる意味はなにか。
”平和国家”日本と、”重武装国家”アメリカの”安保”は平和憲法の理念から絶対に相容れない。

これらの視点に留意し、連載します。