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(朝鮮民主主義人民共和国 朝鮮中央通信 200892日付)




                朝鮮強占被害調査委の、関東大地震85年談話


日帝(日本帝国主義−訳注)の朝鮮強占(他国の領土を侵略占拠する事ー訳注)被害調査委員会代弁人は1日、次のような談話を発表した。

日帝が、関東地方で起こった大地震を契機とする、朝鮮同胞たちに対する野獣的な大虐殺と言う、常軌を逸した行為を強行した時から85年になる。

192391日、日本の関東地方で大地震が起こった時、日本政府は、人民達の反政府的感情を別のところに転嫁して、深刻な社会政治的危機を逃れようとして、《朝鮮人らが火を放つ》、《朝鮮人らが井戸に毒薬を入れた》と言うなどの謀略宣伝で、民族的敵対感情を鼓吹(吹き込む事―訳注)しながら、在日朝鮮人らに対する無差別的な虐殺を操作した。
当時日帝は、軍隊と警察は無論、《自警団》、《青年団》, 極右翼団体等と不逞の輩(やから)まで動員して、朝鮮人たちを老若男女問わず、次から次へ、撃ち殺し、刺し殺し、生き埋めて殺したり、火で焼き殺すと言うなど、怒りで身を震わせる蛮行を露わに強行した。
日帝の、この極悪非道な殺戮蛮行によって、およそ23000余名の朝鮮同胞らが残酷な死に直面した。

日帝が関東大地震時、強行した朝鮮人大虐殺事件は、わが民族に対する集団的殺戮蛮行のなかの一部に過ぎない。
1926610日の万歳運動と、1920年《庚申年大討伐》(訳注@)1930年《間島大討伐》(訳注A)時の集団的虐殺蛮行、徴兵と徴用で戦地と軍事基地建設に強制で引っ張って行き虐殺した犯罪など、日帝が犯した朝鮮の人々に対する大虐殺蛮行は到底数え切れず、その野獣性と悪辣性において想像を超越する最悪の反人道的犯罪行為、人間殺戮戦だった。
万人の驚愕と憤怒を掻き立てる日帝の、この組織的であり計画的である大虐殺蛮行は、何を持っても正当化出来ない特大型の国家犯罪として、当然に我が民族と人類の良心の峻厳な審判を受けなければならない。
しかし日本は、敗亡後60余年がたった今日まで、朝鮮強占期間の犯した犯罪に対する謝罪と賠償を回避しながら、侵略の歴史歪曲と独島強奪、反共和国敵対視策動に狂奔している。

日本反動らの厚顔無恥で傲慢無礼な策動は、我が民族に対する耐える事のできない冒涜であり、公然たる挑戦だ。
日本は、その、どんな狡猾で破廉恥な手法でも、過去朝鮮人民の前で犯した侵略犯罪、反人倫犯罪の責任から決して逃れられない。
日本は、当然、過去の犯罪に対して率直に謝罪、反省して、賠償しなければならず、侵略の歴史歪曲と再侵野望をただちに止めなければならない。
7千万全同胞は、去る日、我が国を軍事的に不法強占して、我が民族を抹殺しようとした日帝の血生臭い罪悪を必ず決算してしまうのだ。
今日、日本に媚びへつらって、それらの侵略の歴史歪曲と再侵策動に積極追従している民族反逆勢力は、他でもない李明博徒党だ。
《過去にこだわらない》と言う、腑抜けた妄言をためらう気配もなく遣いながら、百年の宿敵である日本にぺこぺこして、同族に反対する謀略と圧殺策動に野合している李明博徒党こそ、全民族の呪詛と糾弾を受けなければならない希世の、事大売国徒党だ
南朝鮮人民たちは、事大売国策動で民族の尊厳と利益を外勢に丸ごとすっかり投げ打って、反統一、反平和策動で同胞の身に戦争の惨禍まで覆いかぶせ様とする李明博徒党に、峻厳な審判を下ろさなければならないのだ。
主体97(2008)年 91日 ピョンヤン
                                              (訳 柴野貞夫)

<訳注>

@《庚申年大討伐》、 訳注A《間島大虐殺》は、以下のサイトを参照

http://www.searchnavi.com/~hp/chosenzoku/history/20.htm

http://www.searchnavi.com/~hp/chosenzoku/history/21.htm

http://www.searchnavi.com/~hp/chosenzoku/rekishi.htm