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(韓国 ハンギョレ紙 国際記事2009年1月5日)

http://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/331334.html

 

 

 

 

“イスラエル軍、化学武器‘白燐弾’使用”と、ザタイムス

 

 

 

 

イスラエル軍が、パレスチナガザ地区を攻撃しながら、白燐(White Phosphorus)爆弾を使用したと見られると、英国日刊紙・ザタイムス、オンライン版が5日報道した。

 

 

ザタイムスによれば、イスラエル陸軍がガザ地区外郭を攻撃する時、厚い白色の煙を噴出する白燐弾を打ちだして、軍部隊の戦陣を隠蔽する場面が目撃された。白燐弾は、空気に露出されれば黄色い炎と白い煙を出しながら、爆発し煙幕、さらには照明目的で多く活用されるが、火を燃やす破片が人の皮膚に付くと二度また三度火傷を起こすぐらい、危険な武器だ。

 

 

ジェネバ条約は、民間人居住地域で白燐弾使用を禁止している。ガザ地区は、世界で最も人口密度が高い地域中の一つなので、イスラエル軍の今回の攻撃に関して物議が火をつける展望だ。

 

 

軍事専門家のチャールス・ヘイメン前英国陸軍領袖は、“白燐弾は、恐怖の武器だ。白燐弾の破片が落ちて降れば、皮膚を燃やすことになる。”と警告した。イスラエル軍当局は、ガザ地区攻撃で白燐弾を使用したと言う報道の内容を否認したが、どんな武器を使ったかに対しては答弁しなかった。

 

 

イスラエル軍スポークスマンであるイシャイ・デイビドゥ大尉は、“イスラエルは、国際法で許容する軍需品だけ使用している。我々は、ガザ地区に部隊を投入し2段階の軍事作戦を展開している。と説明した。英国軍と米軍が2004年、イラクで、イスラエル軍が2006年、レバノン戦争でそれぞれこの武器を使用したことがある。

 

 

 

(訳 柴野貞夫)