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(朝鮮民主主義人民共和国・労働党機関紙 労働新聞・2009年3月1日付・論説)

http://www.kcna.co.jp/today-rodong/rodong.htm(5面)

 

 

 

日本の歴史的罪悪を総決算する

 

 

<1919年、日本植民地支配に対する、3・1人民蜂起90周年に>

 

 

 

 



△写真は、訳者に依る。 朝鮮独立運動烈士/ユン・ボンギル処刑に関する日帝の資料(出処・アジア歴史資料センター・ホームペイジ)

 

 

 

今日は、わが民族史に、愛国運動史として記録されている、<3・1人民蜂起>(韓国では3・1節、‘サムイル・チョル’と呼ぶ―訳注)が起きてから90周年になる日だ。

 

この日を迎えて、北と南、海外の全ての同胞は、自主独立の烽火を高く掲げ、侵略者達の銃剣暴力に果敢に対峙し戦った、先烈(義のため戦った愛国者)たちの気概ある壮挙を、今一度、感慨深く振り返っている。

 

90年前、民族の自主権を取り戻すために《朝鮮独立万歳!》を、声の限り叫んだ3・1人民蜂起の参加者の喚声(鬨の声)が、今日も我々の耳に錚々と聞こえて来るようだ。

 

わが偉大な首領、金日成同志は、次の様に教示した。

 

《1919年3月1日は、我が民族が<日本人と日本軍隊は出て行け!>、<朝鮮独立万歳!>のスローガンを声高く叫びながら、強盗日帝に反対して全民族的闘争を展開した日であり、我が民族が、日本帝国主義者達に大きな打撃を与えた日です。》

 

1919年に起きた3・1人民蜂起は、我が民族が、日帝侵略者達に奪われた国を取り戻し、自主独立を成し遂げるための全民族的な反日愛国抗争だった。

 

武力による威嚇と恐喝で、《乙巳(うるさ)5条約》と《韓日合併条約》を捏造し、我が国を非法的に強占(カンチョム)し植民地化した日帝は、中世期的な恐怖政治、銃剣統治で、我が民族のあらゆる権利と自由を根こそぎ奪い、我が国の豊富な資源と財富を手当たり次第に略奪しながら、全朝鮮の土地を一つの巨大な監獄に変えさせた。

 

日帝の野蛮的な《武断統治》下で、無辜(むこ)な人民達が何時でも逮捕投獄され、野獣的に虐殺されて、我が民族の歴史と文化は無残に蹂躙された。

 

20世紀初めから、日帝の暴政と蛮行で、酷(むご)い受蔑(はずかしめ)と虐待を受け生きてきた我が民族の胸の中には、日帝に対する怨恨と憤(いきどお)りが積もり積もっていたし、これは遂に全民族的な反日抗争に爆発した。

 

歴史的な3・1人民蜂起は、平壌(ピョンヤン)で起こった大規模な反日示威闘争を烽火(のろし)にして始まった。この日、平壌では、昼12時に鐘の音が響いた。これを合図にして、愛国的青年学生達と人民を先頭に、10余万名の群集が街路に力強く繰り出し、《朝鮮独立万歳!》、《日本人と日本軍隊は出て行け!》と言うスローガンを叫びながら、激烈な示威を繰り広げた。

 

ピョンヤンの人民達の反日示威闘争を発端として、蜂起はあっという間に、ソウルを初めとする全国各地に広がっていったし、満州と上海、沿海州、ハワイなど海外にいる同胞社会にまで波及され、全民族的抗争に広がった。

 

3・1人民蜂起が起こった時から3ヶ月の間だけでも、大よそ、200余万名の各界各層の人民達が抗争に参加したうえ、その年末までは、3200余回の示威と暴動がおこり、闘争の火の手は、全国の232個所の府、郡の中で、229箇所の府、郡を覆った。

 

日帝の苛酷な植民地フアッショ暴圧統治下で、隷属された民の運命を痛切に体験した我が人民は、職業と信仰、男女老少の区別無く、至る所で蜂起に参加し《朝鮮独立万歳!》を叫び、愛国の熱い血を抗争の場に惜しみなく撒いた。

 

我が人民は、3・1人民蜂起を通じて、朝鮮人は、人の奴隷として生きる事を願わない自主精神が強い人民であり、民族の尊厳と自主権の為には、そのどんな犠牲も恐れない、不屈の気概と熱烈な愛国精神を持った人民だと言う事を、満天下に力強く誇示した。

 

我が人民の、挙族的(全民族的)な反日愛国的抗争にうろたえた日帝は、蜂起が始まった初日に、すでにピョンヤンとソウルで数多い憲兵、警察などと消防隊を緊急出動させたし、完全武装した守備隊兵力まで蜂起弾圧に駆り出した。それさえ不足して、日帝は朝鮮駐屯日本軍と在郷軍人、日本本土兵力を動員したうえ、ひいては、我が国にいる日本人居留民達にまで、殺人凶器などを握らせて蜂起を横暴に弾圧した。

 

血に飢えた日帝殺人鬼達は、反日集会と示威が進行される場所毎で、無差別的銃剣弾圧を強行したし、刃物と斧、シャベルと槍など殺人凶器をやたらに振り回しながら、蜂起参加者達の首を切り落とし、木にぶら下げたうえ火で焼き殺した。

 

日帝殺人鬼達の獣のような殺戮蛮行で、1919年3月から5月末までの期間だけでも、4万6千9百余名の愛国者達と人民達が検挙投獄され、1万5千9百余名の負傷者が出た上、7千5百余名が無残に虐殺された。

 

国の独立と自主権を取り戻すために、反日抗争に力強く繰り出した3・1人民蜂起の参加者達に対する日帝の鬼畜の様な弾圧虐殺蛮行は、彼ら固有の殺人気質と野蛮性、強盗性を,世上に一つ残らず曝け出して見せてくれる。

 

歴史では、正当な要求を提議しその実現のために集会と示威を拡げる平和的群集を、牽制するために憲兵と警察等を動員した事実は記録されたが、正規武力まで総動員し素手空拳の平和的示威者たちを手当たり次第に、残忍非道に弾圧虐殺した例はかって無かった。

 

3・1人民蜂起に対する日帝の苛酷な弾圧は、我が人民の初歩的な政治的自由と権利、生存権を無残に蹂躙した、永遠に許すことが出来ない反人類的犯罪行為として国際法にも甚だしく反する野獣的蛮行だった。

 

世界人権宣言に規定されているように、人間の民主主義的権利と自由は、神聖不可侵のものとしてその誰も侵害する事は出来ない。

 

そうであるにも拘わらず、初歩的な自由と権利を要求し、勢いよく立ち上がった平和的人民達の示威と集会を、その様に無差別的な弾圧で踏み潰すことは、悪辣強盗的な侵略者であり、極悪な殺人鬼である、日本帝国主義者達だけが強行することが出来る、特大型の反人類的、反民族的罪悪だ。

 

顧みると、日帝の前代未聞の、植民地ファッショ暴圧統治の40余年間、我が人民が強要された民族的災難と悲劇は、実に、歴史に類例無きものだった。

 

しかり。どれがけ多い朝鮮の人々が、《徴用》、《徴兵》などで、山も不慣れ水も不慣れな(見知らぬ土地の意―訳注)異国の荒野に引っ張って行かれ、無縁仏となったことか。

 

過ぎ去った日、近半世紀の間、苛酷な植民地ファッショ暴圧統治で、我が人民に数え切れない苦痛と不幸、災難をおっかぶせた日帝侵略者達に対する怨恨は、今も我が人民の胸の中に、そのまま、わだかまりと英歪曲となっている。

 

3・1人民蜂起があったときから、いつの間にか1世紀が近ずいてきた。日帝が敗亡してからも、60余年となった。しかし、昔も今も、日本反動達の侵略的本性と野蛮は少しも変わりなかったし、彼らの再侵策動は、日が経つほど更に悪辣と為っている。

 

日本軍国主義者達は、去ぐる日、我が人民の前に犯した特大型の反人類的犯罪に対して、誠実に認め賠償する代わりに、その総てを必死で否定歪曲しながら、米帝を背に担ぎ軍国化をせき立てる一方、我が国とアジアの諸国に対する再侵を実現し、《大東亜共栄圏》の昔の夢を為し遂げて見ようと、血眼になって跳ね上がっている。

 

1960年代に、日本軍国主義者達が《三ツ矢作戦》、《飛竜作戦》、《走る牡牛作戦》を初めとして、具体的な朝鮮侵略計画を組んで置いて、米帝と一緒に、我が共和国を狙った合同軍事演習などを発狂的に繰り広げた事は、すでに知られている。

 

最近年の間、日本反動支配層は、《朝鮮で戦争が起こる場合、対岸の火を見るようには出来ない(対岸の火とはしない。の意―訳注)》だの、《日本が先制攻撃するのは自衛権に属する。》とか言って、出まかせにしゃべり、朝鮮再侵意図を露骨的に曝け出している。

 

日本軍国主義者達が、いわゆる《日本の安全保障》の口実の下、武力増強に拍車を加え、米国と共に合同軍事演習を継続展開しているのは、それに従っているものだ。

 

日本反動たちは、米国が我が国に制裁措置を取る時ごとに、不純な政治的目的から出発して一番先頭で、制裁騒動を悪辣に繰り広げて来た。彼等は、我が共和国を孤立窒息させるための米帝の策動に、突撃隊として進み出て、《集団的制裁》を叫ぶ事もいとわず、我が国に対する単独制裁遊びに熱を上げている。

 

我が人民と、アジアの国の人民達の強力な抗議糾弾にも耳をかさず、日本反動たちは血なまぐさい侵略の歴史の象徴である《靖国神社》参拝遊びを継続展開するうえ、厚かましくも彼等の罪多い歴史を堂々と歪曲、美化粉飾している。

 

特に、日本反動たちが《拉致問題》を持ち出し、反・総連(在日朝鮮人総連合会)、反共和国策動に狂奔するのは我々に対する厳重な政治的挑発行為だ

 

総連施設に対する固定資産税の減免取り消し、総連機関などと朝鮮学校学生達に対する放火、破壊、脅迫、暴行、暴言など、総連に反対する各種犯罪行為を絶えることなく繰り広げてきた日本反動たちの、反総連策動は、今日にきて、総連の建物を強奪するところまで至っている。

 

総連は過去、日帝が強行した朝鮮人強制連行、拉致犯罪の直接的な被害者達と、その後裔たちである在日津朝鮮人たちの民主主義的民族権利を擁護するために我が共和国の合法的な海外僑胞組織だ。

 

世界のいろんな国で、朝鮮の人々が多く暮らしているが、国家権力の組織的措置と庇護、操縦下で、我が同胞に対する苛酷な差別と弾圧をひと時も絶えまなく強行し、僑胞組織の建物まで強奪しようと画策する国は、ただ一つ日本だけだ。

 

総連に対する無知粗暴な弾圧騒動は、国際法と国際慣例、人類道徳も知らない、日本反動たちの様な無頼漢達だけが引き起こすことが出来る残忍な犯罪行為として、総連と在日同胞社会自体を抹殺するための彼等の策動が、どれだけ無分別に強行されているか?を、そのまま見せてくれる

 

すぐる日の朝鮮人民に数え切れない不幸と災難を覆い隠した日本が、総連を横暴無道に弾圧した上、対朝鮮敵対視政策、再侵策動を強行する事は、二重三重の罪悪を積み重ねる行為となる。

 

見るところの様に、日本反動達の反共和国策動は、今日に来て政治、軍事、外交、人権など各方面に跨って極度に至っている。それらは、反共和国、反総連策動に及んだ、残りの理性さえも失い、水なのか?火なのか?わからなくて、しきりにまごまごしている。

 

日本こそが、わが民族に歴史的に、害だけを掛ける許すことが出来ない宿敵中の宿敵だ。

 

去る世紀初頭からはじまって、今日に至るまで、 日本がわが人民に掛けた罪行は、到底数え切れない。我が人民はそれに対し、きちんと計算して置いてある。

 

反人類的犯罪には時効が無い。

 

3・1人民蜂起のその日々、日帝の銃剣に遭い、血を吐き倒れながらも、《朝鮮独立万歳!》を声の限り叫んだ先烈達の霊魂が、今日も血の復讐を叫んでいる。

 

今日、我が人民の対日敵がい心は、天に結ばれている。我が人民は世紀を引き継いで来て、積まれ積もった、怨恨と怒りを爆発し百年の宿敵日本の歴史的罪悪を総決算しなければならない。

 


(訳 柴野貞夫 2009・3・4)