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(朝鮮民主主義人民共和国 労働新聞 2009415日)

http://www.kcna.co.jp/today-rodong/rodong.htm 15日付4

 

 




14日付、朝鮮外務省声明《六者会談は、必要なくなった。》

 

 

 

歴史に、国連安全保障理事会が、衛星発射を問題視したことは無い。

 

衛星発射であれ、長距離ミサイルであれ、誰がするのか、によって行動基準が変わると言う所に、問題の重大性がある。

 

今日の事態は、国連憲章に明記された主権平等の原則と公正性は見かけであり、国際関係で通じるのはもっぱら力の論理だと言うことを見せてくれている。

 

初めから、六者会談に誹謗を加えて来た日本が、我々に公然と単独制裁まで加えて以上、六者会談はその存在意義を喪失した。

 

国力が弱く、周辺列強に蹂躙され最後は日帝に飲み込まれた恥辱の歴史を、絶対に繰り返す事は出来ないと言うのが、我々の自主先軍の考えだ。  (本文より 訳者)

 

 

 

 

我々の、度重なる警告にも拘わらず、米国とその追従勢力たちは、とうとう国連安全保障理事会を盗みとり、我々の平和的衛星発射に、敢えて言いがかりをつける敵対行為を強行した。

 

414日、国連安全保障理事会は、我の衛星発射を非難、糾弾する強盗的《議長声明》を発表した。

 

歴史に、国連安全保障理事会が、衛星発射を問題視した事は無い。

 

衛星発射を一番多くした国々が、常任理事国としてしっかり席を占める国連安保理事会が、国際法的手続きを経て、正々堂々と進行された我々の平和的衛星発射を、上程論議した事自体が、我が人民に対する耐える事ができない冒涜であり、千秋(永遠)に許す事ができない犯罪行為だ。

 

敵対勢力らは、我々の衛星発射が長距離ミサイル能力を向上させる結果を身につけて来ると騒いでいるが、事態の本質はそこにあるのではない。

 

衛星発射であれ、長距離ミサイル発射であれ、誰がするのかに依って国連安全保障理事会の行動基準が変わると言う所に、問題の厳重性がある。

 

日本は彼らの走狗であるため衛星を発射しても構わないし、我々はかれらと制度を異にして丁寧で穏やかに行動しないために、衛星を発射するのは駄目だと言うのが米国の論理だ。

 

米国の強盗的論理を、そのまま与える物を受け入れるのが即ち、国連安全保障理事会だ。

 

国連安全保障理事会の行為は、《宇宙はどんな差別もなく、同等な基礎で国際法に符合するように、あらゆる国家に依って自由に開発また、利用されなければ為らない。》と規制した<宇宙条約>にも、背馳する乱暴な国際法蹂躙罪行だ。

 

今日の事態は、国連憲章に明記された主権平等の原則と公正性と言うものは、見かけだけであり、国際関係で通じるのは、もっぱら力の論理だと言う事を、明白に見せてくれている。

 

成員国の自主権を侵害する国連が、我々に果たして必要なのか、と言う問題が提起されている。

 

作られた情勢に対処して、朝鮮民主主義人民共和国の外務省は、当面して次のように宣言する。

 

第一に、我が共和国の自主権を乱暴に侵害し、我が人民の尊厳を極めて冒涜した国連安全保障理事会の不当千万な処置を断固として糾弾排撃する。

 

我々は、強権の道具として転落した国連安全保障理事会の専横ではなく、国際社会の総意が反映された宇宙条約を初めとする国際法に根拠を置き、我々の自主権である宇宙利用の権利を、継続行使して行くつもりだ。

 

第二に、我々が参加する六者会談はもはや必要なくなった。

 

朝鮮半島非核化のための、919共同声明に明示されている自主権尊重と主権平等の精神は、六者会談の基礎であり生命だ。

 

会談参加国自身が、国連安全保障理事会の名に於いて、この精神を正面否定に出た以上、そして、初めから六者会談に悪辣に誹謗を加えてきた日本が、今回、衛星発射をめぐって我々に公然と単独制裁まで加え出た以上、六者会談はその存在意義を取り戻せず喪失した。

 

六者会談が、我々の自主権を侵害し、我々の武装解除と制度転覆だけを狙う場に化した以上、こんな会談に二度と絶対に参加しないのであり、六者会談の、そのどんな合意にもこれ以上拘束されないだろう

 

我々の主体的核動力工業構造を完備するため、自身の軽水炉発電所建設を積極検討するであろう。

 

第三に、我々の自衛的核抑制力を、あらゆる方面に強化して行くだろう。

 

平和的衛星まで迎撃すると手だしする、敵対勢力達の増やされる軍事的脅威に対処し、我々はやむを得ず、核抑制力を更に強化せざるを得ない。

 

六者会談の合意により無力化された核施設らを、原状復旧し正常稼動する処置が取られるであろうし、その一環として、試験原子力発電所で出た廃燃料棒が、きちんと再処理されるであろう。

 

敵対勢力達が、力で我々を屈服させる事が出来ると考えたのなら、それより更に大きい誤算はない。

 

国力が弱く、周辺列強らに蹂躙籠絡を受けるが、最後は日帝にまるごと飲み込まれた、100年前の恥辱の歴史を絶対に繰り返す事は出来ないと言うことが、我々の自主、先軍の根本趣旨だ。

 

敵対勢力達によって、六者会談がなくなって非核化過程が破綻されても、朝鮮半島の平和と安全は、我々が、先軍の威力で義務的に守っていくだろう。

 

(訳 柴野貞夫 2009418日)