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(韓国民衆ネット新聞 チャムセサン 2010・07・27付)

http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&nid=57838

 

 

 

ロシア、チョナン(天安)艦のスクリューに網がかかり、機雷爆発と推定

 

 

 

○[ハンギョレ]が、ロシア調査団報告書(原文)を単独入手・・多くの疑問を申し立てる内容。

 

 

 

[ハンギョレ]が27日、チョナン艦沈没原因を調査したロシア調査団の報告文書(原文・次回掲載予定ー訳注)を単独入手し、報道した。

ロシア調査団は、さる5月31日から6月7日まで韓国に滞在し、チョナン艦沈没事故を直接調査した。ハンギョレは“単独で入手した‘韓国海軍チョナン艦沈没原因に対するロシア海軍専門家グループの検討結果資料’と言う文書を見れば、公開したロシア調査団が事故原因を‘外部の非接触水中爆発’に依るものであるが、(北韓の)魚雷ではなく、機雷爆発である可能性が高いと結論を下した。”と報道した。

 

ハンギョレによれば、ロシア調査団は事故原因に対し、“接触によらない外部の水中爆発と言う主張が確認された。”としながらも、“艦船が、海岸と隣接した水深浅い海域を航海する途中、偶然にプロペラが網に絡みつき、水深深い海域に脱け出して来る間に、艦船下部分が水雷(機雷)アンテナに触れ、起爆装置を作動させ爆発が起こった。”と推定した。

 

この様な推定の根拠となるチョナン艦のスクリュウの損傷について、ロシア調査団は、“チョナン艦は、該当の惨事が起こる前から海底面に接触し、右側のスクリュウの翼すべてと、左側スクリュウの翼二つが損傷を受け、毀損されたスクリュウを光沢が出るまで酷く削り、スクリュウの古い範囲に及び、摩擦による損傷部位が有ったことが調査の結果感知されたと言う点が確認された。”と明らかにした。調査団は、“前に言及したスクリュウの翼の本体側と、後ろ側が伸びている。右側スクリュウの翼中の一つの縁に金属亀裂が発見されたのであり、これは、‘艦船の右側プロペラ軸が瞬間的に止まると同時に生まれた慣性作用によって、プロペラ翼の変形が発生した。’と言う、韓国民軍合同調査団側の意見と一致しない。”と分析した。

 

http://www.newscham.net/data/news/photo/6/49398/12.jpg

△2010年5月19日ピョンタク(平澤)第2艦隊司令部内に置かれたチョナン艦の船底部部分。チョナン艦のエンジンとスクリュウをつなぐシャフトに、網とロープが絡みついている。

 

 

調査団は続いて、“被害艦船でプロペラ軸の右側ラインに絡んでいる漁船の網の残骸が発見された。これは、‘起動(作戦)地域内に漁労区域が存在しない’と言う韓国側主張と一致しない。”と説明した。

調査団は、“艦船の被害地域には、機雷の危険が存在し、これは韓半島の西海内で停泊,また航海の場所を制限していると言う事実でも間接的に立証される。”と付け加えた。

 

この様な機雷の危険性は、キム・テオン国防長官も認めたところである。キム・テオン国防部長官は4月22日MBCラジオ<ニュースの広場>と、或るインタビューで、“チョナン艦が移動した西側海岸には、1977~1978年ごろ、北韓がペンリョン島に上陸するのを想定し、ヨンピョン島で当時米軍が使用した爆雷を作り使った。(中略)

 

ところがその後で、落雷の様なもので爆発した事もあったとして、作戦効率性でも問題があったと判断し、1985年にコントロールボックス取り除き、導線を全部切断して爆発しないように処置した。しかしその後、軍に問題があり、合参(合同参謀)議長として在籍した2008年に、探索を全部新たにして、発見された10発は完全除去し、残りのものは到底確認する事が出来ず、そんな状態で作戦を終わらせた事がある。”と明らかにした事がある。

 

これは、2006年から2008年まで青瓦台秘書室・統一外交安保戦略秘書官を歴任した事があるパク・ソンウォン、ブルッキンス研究所研究員の主張とも一致する。パク研究員は、さる6月20日、機雷爆発可能性を裏付けるチョナン艦のエンジンとスクリューを繋ぐシャフトに、網とロープが絡んでいる事実を公開し、“チョナン艦が、水深が低い海で急速Uターンをしたなら、船体は喫水線3mよりさらに深く浸かりながら、急旋回の時、プロペラに加えられた動力によって、海の底に敷き詰められている魚網を海水の回転力で引き揚げる事ができる。そしてそれは、キム・テヨン長官が言及した機雷等を、撃発させることが出来るもの”と主張した。

 

ロシア調査団は、こんな情況の中でまた他の解析を提議する事もした。調査団は、他の解析で“艦船が、ナビゲイションの誤作動でなければ、機動性の制約状態で航海する途中、偶然に自国の魚雷で爆発した可能性がある”と明らかにした。

 

調査団は、合同調査団がチョナン艦を沈没させた‘決定的証拠’として取り出した、所謂‘1番魚雷’と関連しても、提示された魚雷の破片が、北韓で制作されたものであるとかインクで書いた表示は、一般的な標準に適合しない”のであり、‘1番(1번)’表示に疑問を提起した。調査団は続いて、‘提示された魚雷の破片を肉眼で分析する時、破片が6カ月以上水中にあったと見る事が出来る’と言う意見も出た。

 

合同調査団は、肉眼で見た腐食の程度で見るとき、魚雷の残骸が1~2か月ぐらい水中にあったと明らかにしたところである。

 

 

“CCTV 絶たれた時間、21時17分”韓国発表時刻より4分早い

 

 

ロシア調査団は、特に事故の時刻についても疑問を示した。ロシア調査団は“韓国側で公式的に言及した爆発時間(21時21分58秒)は、事件当日に艦船(チョナン艦)内の電流が断たれて、最後に撮られた動画撮影の時間(21時17分3秒)と一致しない”と明らかにした。合同調査団が発表した時刻より、最小限4~5分ぐらい前だと言うのだ。

 

また、(ロシア)調査団は、“チョナン艦に搭乗していた乗務補助員達が、負傷したと海岸の通信兵に携帯電話で知らせた時間が21時12分3秒”だとし、“この最初の通話時間の記録は、韓国側が公式的に言及したものと一致しない”と指摘した。

 

ハンギョレは、こんなロシア調査団の主張に対し、“国防部は‘CCTVの時刻は、実際の時刻より3分47秒~50秒差があったが、不必要な誤解を引き起こし、当時公開しなかった’と解明した”とし、また国防部は、‘すでに公開したもの以外に、チョナン艦の乗務補助員が携帯電話で負傷を知らせたりした記録は全くない’と語った”と伝えた。





(訳 柴野貞夫 2010・7・30)