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(韓国ネットニュースPRESSIAN 国際ニュース 201141日付)
http://www.pressian.com/article/article.asp?article_num=40110412101927&section=05&t1=n

  

      東京の近く‘連鎖地震’・・・日本の原発は<チェルノブイリ級>へ

12日午前にも連鎖地震があり、日本の首都圏は非常状態

 

                                                        イ・スンソン記者


日本の連鎖地震が、東京など大都市がある首都圏に近づいているという観測がでている。(4月)12日午前88分、日本の関東地方の千葉県で規模6.3の地震が発生した。東京近くの首都圏で発生したこの地震で、東京地下鉄の運転が中断され、東北新幹線も一時止まった。
この30分程前の午前726分ごろ、長野県でも規模5.5の地震が起きた。前日午後、福島県の南側で規模7.0の強震が発生してからわずか15時間後に、さらに南方地点で地震が発生したのだ

首都圏連鎖地震が現実化、活性断層上の浜岡原発

東京から近い静岡県・浜岡原発は活性断層の上にあり、1976年に建設された。地震から決して安全でないと言う指摘を以前から受けており、3・11大地震以後、連鎖地震による更なる恐怖がましている。
浜岡原発が福島原発の様な打撃を受ける事態になれば、首都圏2,000万名の住民が直接的な影響圏をうける。(写真 4月10日、市民が原発の稼働と建設中止を要求するデモを繰り広げている。)
それだけではない。この地震の衝撃を受けた福島第一原発では、1・2・3号機の冷却ポンプの電源が1時間程度絶えたことに続いて、12日午前638分ごろに4号機で火災が発生するなど、福島原発事故は不安感を増している。
日本の原子力安全保安院は、12日福島原発事態を国際原子力事故等級(INES)では最悪である<レベル7>にひき上げた。レベル7>に分類される原発事故は、今までの世界原発事故の歴史上、最悪の事例であるチェルノブイリ事態だけだ。

日本政府は福島原発事故のINES等級を<レベル7>にひき上げ

この日、日本の総理諮問機関である原子力安全委員会は、福島第一原発で放出された放射性物質の量が、放射性ヨウ素131で換算すると、最高で1時間当たり1テラベクレル(=1兆ベクレル)に達することを明らかにした。
斑目春樹委員長は、「放出が数時間に亘って続いた」と説明した。テラ以上の放射性物質が放出されるような条件は、INESではレベル7に該当する。それゆえ、日本政府も事故等級を上げる以外になかったのだ。
福島原発事態直後に経済産業省傘下の原子力安全保安院(‘原発マフィア’のひとつ)は、<レベル4>(原発内への放射能流出事故)と評価した。国際社会の批判が激しくなるや、先月18日にはレベル5>にひき上げた。<レベル5外部への少量放出に該当し、1979年米国スリーマイル原発事故の水準だ。
しかし、西欧の専門家は「福島原発の放射能放出量は、外部に放射能が相当量放出するレベル6>を凌駕するのは無論のこと、チェルノブイリ級の<レベル7>だ」と指摘していた。
この間、日本政府は福島原発事故に対する等級を冷静に評価できなかったのは、事故を縮小、隠蔽しようとする原発マフィアに振り回されている為だ。 

(訳 柴野貞夫 2011412)

 

参考サイト>

 
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月24日、今中氏は「飯館村のセシウム137のレベルは、チェルノブイリ事故での強制退避レベルの6倍以上だ」と警告した。