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(韓国ネットニュース pressian 国際ニュース  2011・8・12)

http://www.pressian.com/article/article.asp?article_num=40110812190353&section=05

 

 

地震専門家“発破なのか、砲射撃なのか、識別は困難。”

 

北“(黄海南道)ヨンメ島の爆発音も、干拓地建設の発破音”



 

 

ファン・ジュンホ記者



 

去る10日、ヨンピョン島で聞こえた爆発音は、北韓方面から出てきた発破音を、南側が砲射撃音と間違え判断したものだと言う北韓の主張が、二日間続いた。

 

北韓内閣軽工業省のキム・ポクマン局長は、12日≪朝鮮中央通信≫のインタビューで、“ヨンピョン島に向かい合ったファンヘナムド(黄海南道)のヨンメ島付近で、干拓地建設が進められている事は、すべて世に知られている事実”とし、“敵達自身も、ヨンメ道付近でしばしば響く爆音が、干拓地建設の為の発破音と言う事を知らないはずがない。”と語った。

 

キム局長は、続いて“発破音をむやみに砲射撃だと言い張り、我々に砲射撃を加えてきたことは、露骨な軍事的挑発行為”だとし、“ここには、朝鮮半島とその周辺で醸成されている対話の雰囲気をぶち壊してしまい、北南関係改善の前途を閉ざしてしまおうとする不純な陰謀が敷き詰められている。”と主張した。

 

彼はまた、“我々は、敵達があがくほど、平和的建設の発破音を見せつけ、さらに力強く轟かしていくだろう。”と付け加えた。

 

これと関連して<朝鮮中央TV>は,12日午後6時40分頃、‘不屈の精神力で、ヨンメ島干拓地建設を急がせよう’と言う題目の公開放送を送る予定だと明らかにした。

 

<朝鮮中央TV>は,去る2009年12月30日、“ヨンメ島1区域干拓地の、1段階堤防工事を終えた。”とし、ヨンメ道干拓地建設の事実を伝えた事がある。

 

北韓の媒体などは、今年3月以後にも、毎月数次例づつヨンメ道干拓地工事のニュースを持続的に報道して来た。

 

合同参謀本部は、10日北韓のファンヘナムドウ(黄海南道)ヨンメ島南側海域で、北韓軍の海岸砲射撃と推定される爆発音が、総計5発聞こえたし、そのうちで2発が北方限界線(NLL)近隣に落ちたものと推定され、2度対応砲撃を加えたと明らかにしたところだ。

 

しかし北韓は、次の日、南北軍事会談北側団長名義で電話通知文を送り、ヨンメ島発破音を誤認したものだと主張した。

南側は、砲撃をすれば、出る音を聞いて弾着点と砲撃の原点を逆追跡する装備‘HALO’を通じて弾着点を確認したとし、北韓の主張に対応しないと言う立場を明らかにした。

 

しかし、イ・ヒイル韓国地質資源研究院・地震研究センター所長は、12日、≪キョンヤン(京郷)新聞≫に“(音波)信号を見たが、発破なのか、砲射撃なのか、識別が困難だ。”とし、“地震波では感知された信号がないが、ヨンピョン島観測所で10日午後1時ごろ、低周波音波信号が弱く捕まった。ただそれが、北韓から来たのか、正確な位置は確認されていない。”と語った。


(訳 柴野貞夫 2011年8月13日)