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(韓国 統一ニュースコム 2012年1月18日)

http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=97334



ウォルステンホム駐北英国大使“キム・ジョンウン、自信があって・・安定的”“北韓社会を良く統制している。父親から教育を良く受けた様だった。



チョ・ジョンフン記者



カレン・ウォルステンホム北韓駐在英国大使は、キム・ジョンウン党中央軍事委副委員長に対し、“自信が有る様に見えた”とし、“安定的な権力承継が成し遂げられていると言う感じ”だと18日語った。


この日<ヨンハップニュース>とのインタビューで、ウオルステンホム大使は、キム・ジョンウン副委員長の権力承継状況に対し所感を披歴した。


ウォルステンホム大使は、“キム副委員長は北韓社会を良く統制している。父親から教育を良く受けた様だったし、自信があるように見えた”と語った。


また同様に“(権力承継は)比較的、安定的に移行するものと見える。キム副委員長が比較的良く準備をして来た様だ。”とし、“18カ月間、後継の承継準備をして来た御蔭で、いろんな機関の掌握などの過程が穏やかである”と述べた。


そして、“現在は、人民軍最高司令官職だけ譲り受けて、労働党総書記と国防委員長は承継しなかったが、変わった事では無い”とし、“キム・ジョンイル委員長も、三年喪を経る間、主要職責を承継しなかったから、変わったことではないと見る。表面的には極めて正常的”だと言及した。


‘キム・ジョンウン体制が、集団指導体制に向かう可能性’に対する質問に、ウォルステンホム大使は“現在のところ、集団指導体制に対して何かを言うのは難しい。3~6ヶ月程度、もっと見守らなければならないだろう”とし“キム委員長の告別式に霊柩車を護衛した8人に注目しなければならない。彼等がキム副委員長に助言することが出来る人物達に見える”と語った。


それとともに“長期的にキム副委員長が、集団指導体制をどれ位長い間必要としこれに頼るのか、また集団指導体制の構成員達は、キム・ジョンウンが自分達をどれほど長い間必要とするものと考えるのかも、問題”だと披歴した。


一方、最近北韓で、元など外貨使用を禁止したと言う報道に対し、ウォルステンホム大使は、“そんな措置を見る事は出来ない。北韓は、多くの噂がある社会だ。私もピョンヤンで外貨を良く使っており、外貨使用の禁止と関連したどんな証拠も見る事は出来なかった”とし、報道を否認した。


カレン・ウォルステンホム大使は、昨年9月、駐北韓英国大使に赴任したのであり、オランダ駐在大使館一等書記官、化学武器禁止機構代表部副代表、駐ロシア領事館副領事などを歴任した。




(訳 柴野貞夫 2012年1月20日)




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