ホームページ タイトル

 

(韓国民衆言論 統一ニュース ・統一正論 2013123日付)http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=101213

 

国連の対北制裁、北の理由ある抗弁

 

 

「(国連安保理決議に対する)北韓の抗弁は、まったくその通りだ。米国は北韓に対し、衛星発射をこれ以上するなと哀願(?)するよりは、二重定規(ダブルスタンダード)から抜け出て、鷹揚に、韓半島非核化協議に入って行く事が、もっと現実的な打開策となるだろう。それが‘大きい国’米国が‘いくじなし’と言う汚名から抜け出る道だ。」(本文から)

  

統一ニュース・デスク


北韓の昨年12月の衛星発射成功と関連して、国連安保理が23日これを糾弾し、対北制裁を拡大・強化する内容の、決議2087号を満場一致で採択した。

特に安保理は、“追加発射や核実験があれば、重大な措置(significant action)を取るだろう”と警告した。

 

今回の決議は、北韓が1次と2次の核実験を進めたことを糾弾した、安保決議1718号(2006年)と1874号(2009年)に比べ、制裁が更に拡大強化されたものとして評価される。

 

これに黙っている北韓ではない。予定通り北韓は、安保理の対北制裁決議が採択されてから2時間も経たずに、外務省声明を通して強力に反發して出た。

 

外務省は“6者会談、9.19共同宣言は死滅し朝鮮半島非核化は終末を告げた”とし、“今後、朝鮮半島と地域の、平和と安全を保障する為の対話はないだろう”と宣言した。あわせて、“核抑制力を含む自衛的軍事力を、質量的に拡大強化する任意の物理的対応措置などを取る事となるだろう”とし、3次核実験の可能性まで仄めかした。

 

再び北韓と国際社会、正確には北韓と米国が、“強 対 強”でぶつかる状況が再現されている。こんな渦中に、北韓が今回の外務省声明を通して、米国が問題にした‘弾道ミサイル’に対して行った抗弁が注目される。

 

声明は“衛星を打ち上げようとすれば、弾道ミサイル技術を利用する方法以外に無いと言う事を誰よりも良く知っており、(それを)最も多く行う国々が、我々の衛星発射が‘(事実上の)弾道ミサイル技術を利用した発射’である為に、問題視されると言い張る事は、自己欺瞞と二重基準の極致”とし、米国の‘二重定規(ダブルスタンダード)’を辛辣に批判した。

 

更には、米国と国連安保理に向けて、“間違ったと言う事を、明らかに知っていながら、それを正す勇気や責任感もなく、間違った行動を繰り返す事こそ、自分も他人もあざむく臆病者達の卑劣な措置”だと指摘した。

 

全くその通りだ。どの国々も、衛星を発射すれば、その運搬手段ロケットで弾道ミサイル技術を利用する以外に無い。米国もそうだし、ロシア・中国もそうであり、我が国(南韓―訳注)のナロウ(羅老)号の発射でもそうだ。そうであるのに、唯一つ北韓だけ取りだして、衛星を打ち上げる事にも、長距離ミサイル発射と規定し制裁を加える事は、拙劣な行為の極致だ。

 

北韓の理由ある抗弁に、米国は答えを出さなければならない。米国は北韓に対し、衛星発射をこれ以上するなと哀願(?)するよりは、重定規(ダブルスタンダード)から抜け出て、鷹揚に、韓半島非核化協議に入って行く事が、もっと現実的な打開策となるだろう。それが‘大きい国’米国が‘いくじなし’と言う汚名から抜け出る道だ。

(注―この訳文は、原文の‘です・ます’文を、‘である’文に代えています)

(訳 柴野貞夫 126日)