ホームページ タイトル

 

(韓国 民衆言論 ハンギョレ 国際ニュース 2013523日付) 

http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/588651.html

 

 

 

            国連社会権規約委員会が、日本に対し

           朝鮮学校支援の排除は差別であり、是正を要求!

         

  

ハンギョレ・東京特派員 チョン・ナムグ

 

国連社会権規約委員会が、日本に、旧日本軍に強制動員された慰安婦を蔑視し冒涜する発言がでている事に対し、公衆教育を通した改善を要求した。また、在日朝鮮学校に対してだけ、高校無償化適用を排除している事を差別だとし、改善せよと要求した。

22日の<朝日新聞>報道をみると、委員会は、国連の人権保障条約である‘経済・社会・文化的権利に関する国際規約’の締結国を対象に、21日発表した報告書で、日本政府に対し、“公衆を教育し、憎悪的表現や人を蔑視する発言を防げ”と要求した。報告書は特に、旧日本軍慰安婦に対する憎悪が混ざる発言に対し、“経済・社会・文化的権利を行使したり、賠償を受けるのに悪影響を及ぼす事を懸念する。日本政府は、必要なあらゆる措置を取らなければならない。”と強調した。

<朝日新聞>は、(国連社会権規約)委員会のこんな要求は、(日本の)一部排外主義団体が慰安婦を売春婦と非難している事に依るもの”だとし、“委員会が、最近現れた(橋下徹・日本維新の会代表など)政治家の発言を直接批判した事はないが、旧日本軍慰安婦問題に対し、日本社会の認識が深くない事を憂慮し、言及したもの”と指摘した。

報告書はまた、日本政府が、日本の学校と殆どすべての外国人学校に適用している高校無償化を、朝鮮学校に対してだけ、在日本朝鮮人総連合会(総連)、また北韓と関連があると言う理由で適用を排除している事に対し、‘差別に該当する’とし、改善を要求した。委員会は、日本に対し、包括的な差別禁止法を作れとも注文した。

<朝日新聞>は、「‘(朝鮮人)殺せ’の様な口号が、排外主義団体の) デモで流れ出るなど、極めて差別的表現が放置されている状況であり、今後も日本が(国連の)激しい批判に直面するようだ」と見通した。

                                       (訳 柴野貞夫 2013年5月26日)


<関連サイト>


世界の新聞から/ジュネーブに飛んだオモニたちの鶴 (韓国・PRESSIAN 2013年5月17日付)