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(韓国民衆言論 プレシアン 国際ニュース 2014829日付)http://www.pressian.com/news/article.html?no=119868

 

 

        北韓―米国2年ぶりに接触説・・・解氷ムード?
             米国高位当局者が軍用機で(ピョンヤンへ)移動米国国務部“知るところでない”


 

イ・ジェホ記者


米国政府の高位官僚達が、非公開で北韓を訪問し、北韓当局者達と出会いを持った事が知られた。米国国務部は、これに対し、“知るところでない”と言う公式的立場を明らかにした。

複数の国内言論の報道によれば、米国政府当局者達は去る16日、12日の日程でピョンヤンを訪問したものと伝えられた。彼等はピョンヤン移動時、軍用機を利用し、韓国政府の助力を受け北韓の領空に進入したものと分かった。

米国政府は、今回の極秘訪問を通して、ケネスペー氏を始めとする3名の米国人抑留問題と一緒に、北韓と、ミサイルなど両国の主要懸案を北韓当局者と協議したものと観測される。

米政府当局者らが、北韓を訪問した日付(日程)である16日は、韓米連合軍事訓練である<ウルジ(乙支)フリーダムガーデイアン>(UFG)が、始まる二日前だった。これについて一部では、連日、上記訓練を非難した北韓が、訓練が始まるせいぜい二日前に、米国軍用機の領空進入を許したと言う点について、北・米関係が解氷ムードへ転換されるのではないのかと言う解釈も出ている。

韓・米当局が、当初29日まで予定された<ウルジ(乙支)フリーダムガーデイアン>(UFG)を、一日繰上げ、28日午後に終了したことも、こんな観測に力を貰っている。軍当局は、訓練が予定より早く進められ、早めに終了することになったと説明したが、訓練直前、北・米間の或る種の交感があったのではないかと言う、分析も提起されている。

しかし、米国務部のジェーン・サキ スポークスマンは、28日(現地時間)、今回の接触について知らないとし、“関連報道内容を理解出来ないし、確認するすべも無い”と明らかにした。米国が北韓と直接、両者対話を考慮しているのかと言う質問には、“知っているとか、聞いたこともない”と答えた。

一方、米政府官吏が軍用機を使用し、ピョンヤンを訪問したのは、20128月以降2年ぶりだ。昨年2月、北韓の3次核実験以後、両者接触が皆無だったのを推測するとき、今回の接触が事実として確認されれば、北核問題含む両者協議が本格的に始められる可能性も、排除出来ないものと見える。

 

(訳 柴野貞夫 2014830日)