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(韓国民衆言論 ハンギョレ 国際ニュース 2014910日付)http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/654570.html



日本の、高市早苗・総務相と、稲田朋美・自民党政調会長が、‘ネオナチを標榜する’極右団体代表と国会でツ-ショット写真



“民族浄化、人種優越主義”を主張するこの極右団体は、自らのHPに”愛国保守議員“と会談した”と、はっきり記述している・・・安倍の<女性の登用>を隠れ蓑にして、アジア侵略に国民を動員する魂胆が露骨だ。(訳者注)

 

 
    上写真 左・高市早苗総務相、右・稲田朋美自民党政調会長が、日本の極右団体・<国家社会主義日本労働者党>の山田和也代表と国会議員会館で撮った写真が、この極右団体のサイトにアップし、波紋が広がっている。(出処―英国・ガーデイアン紙)


ナチスの象徴―’鉄十字’に類似のシンボルを掲載する極右団体。この事実を、海外の言論も報道し、国際的に波紋を拡散している

去る3日、安倍晋三・日本総理の改閣人事で、女性閣僚として入閣した高市早苗総務相と、稲田朋美自民党政調会長など、日本国会議員3名が、極右団体代表と国会議員会館で会い、撮った写真がこの団体のHPに、一時公開され、波紋が起こっていると、<共同通信>と<ガーデイアン>等が9日報道した。

‘国家社会主義日本労働者党’の名の、この極右団体は、ホームペイジにナチドイツの象徴である‘鉄十字’と同じシンボルを多数掲載し日本のネオナチと呼ばれている。この団体は問題の写真を既に削除した状態だが、英国の<ガーデイアン>など海外言論らも、この写真について報道する事で国際的に波紋が拡散される可能性があると、<共同通信>は伝えた。

高市早苗総務相側は、この団体代表である山田和也(ヤマダカズナリ)と会ったのは、3年ももっと前で、当時極右団体代表と言う点を知り得なかったとし、山田が雑誌インタビューの補助の役割で議員会館を訪問し、インタビュー後、“一緒に写真を撮ろう”として応じたものだと解き明かした。

稲田朋美自民党政調会長側は、“雑誌取材同行者として(極右団体代表の男性に)会い、その時撮影に応じたものと見える。それ以後には、どんな関係もない。”と主張した。

<ガーデイアン>は、“ネオナチとの写真、安倍総理の頭痛の種(火種)”と言う題の記事で、今回の安倍総理改閣の看板人士として起用した女性閣僚、高市と稲田が極右団体代表と一緒に写真を撮った事を批判的に報道した。

両人物は、毎年、靖国神社の主要行事毎に、靖国を常連参拝して来た政治家達だ。この団体のホームペイジには、西田昌司(ニシダショウジ)自民党参議院議員と撮った写真も掲載された。

この極右団体のホームペイジには、“東アジア新秩序建設”、“我が人種の優秀性を主張する”、“攘夷(蛮人を排斥する),即ち民族浄化を推進しなければ駄目だ”と言うなどの文言が載せられていると、<共同通信>は伝えた。

 

(訳 柴野貞夫 2014910日)