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韓国民衆言論 チャムセサン<真の世の中>2016年11月5日付

http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&nid=101705



        “我々は革命をしなければならない”
                  − 11月5日《朴槿恵退陣要求ロウソク闘争》光化門広場


次汎国民行動に20万人が集結
11月12日にも民衆総決起大会予定

                                      キム・ハンジュ、パク・タソル記者

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                                      写真出処 チャムセサン

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                                      写真出処 チャムセサン

“あらゆる政治の場を掃き出さなければならない革命のための行進を、止めてはならない!”

“我々は革命をしなければならない。我々の暮らし方、制度、意識、全てについて革命をしなければならない。朴槿恵大統領が、皆さんにひざまずくまで、行進を止めてはならない。”
キム・ヨンオク(金容沃)教授は、午後8時半、パク・クネ(朴槿恵)退陣2次汎国民運動の舞台で、20万の蝋燭の前に、この様に語った。キム・ヨンオク(金容沃)教授は、もともと発言の予定がなかった。
彼は“家で静かに文章を書いていたが、国民の皆さんの喚声に出てきて、一緒に行進した。”と伝えた。彼は、“この集会は、民族史にあって、どんな集会の性格とも違う。覚めている意識で、新しい人生(いのち)を要求している。我々は、1945年の解放ではなく、我々を圧政のくびきから抜け出る真情な解放のその日を目指して前進している。この事態を処理することは、政治家の弾劾もない。国民の運動、民衆の行進で、あらゆる政治の場を掃き出さなければならない。”と語った。彼はまた、1週間後に再び立つ”と、言った。
夜は更けたが、蝋燭は増えた。午後4時、5万名で始まったパク・クネ退陣蝋燭は、午後9時現在、20万人を超えた。ソウルを含め全国で、30万人が蝋燭を持った。

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                                      写真出処 チャムセサン


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“農民を米暴落で苦痛に落ち込ませ、サード配置で朝鮮半島の不安を引き起こしたパク・クネに国家安保と経済を語る資格はない”

チョ・ビョンオク〈趙炳玉〉全国農民会総連盟(全農)事務総長は、“進歩、保守の区別なく、パク・クネ大統領を退陣させると言う全国民の合意がなされた。今積み重なっている積弊、独占権力を追い出し、新しい大韓民国を作らなければならない。”と語った。
また、キム・ヨンホ(金永浩)全農議長は、“パク・クネは、談話で自分の口惜しさを訴え、国家安保、経済のためにその職を維持しなければならないと言ったが、農民を米暴落で苦痛に落ち込ませ、サード配置で朝鮮半島の不安を引き起こしたパク・クネが、国家安保と経済を語る資格があるのか”と声を高めた。

12日、全国労働者大会・民衆総決起ソウル市庁広場)を、労働者の政治ストと農民の決起で、退陣に追い込む日とする”

キム・ヨンホ(金永浩)全農議長は、“来る12日(全国労働者大会・民衆総決起、午後4時・ソウル市庁舎前)には、3万人の農民がソウルに来る。退陣をしなければ、農民はすべての農機械を掲げて街頭に進出し、労働者も政治ストを敢行し、学生・市民は蝋燭をもって集まるだろう”と語った。
サムソン(三星)半導体工場で働いていたが、白血病で死亡したファン・ユミさんの父親、ファン・サンギさんも舞台に上がった。サムソンは不正・癒着で、病にかかり死んでいった労働者の血と涙で利益を積んだ”とし、“(朴槿恵が危機をすり抜けるために指名した)キム・ビョンジュン(金秉準)首相内定者も、サムソン出身だ。彼は、医療民営化を先頭になって推進した。朴槿恵は、国民を愚弄せず退陣せよ”と、声を高めた。
キム・ヨンフン鉄道労組委員長は、“不便を我慢してくれた皆さんのお陰で、鉄道労働者が40日の罷業を1日の様に持ちこたえた。”“パク・クネは、どんな代価もなく善意で金を渡したと言うが、財閥・資本家に対しては、(労働者を犠牲にして)成果リストラ制、就業規則変更緩和と言う高い代価をはらっているではないか”と言った。
グアンジンク(広津区)から来た60代の女性イ・グンボクさんは、“私は骨が抜けるように働き、子供を育てた。子供はアルバイトをして就職準備をしている。私は子供に一生懸命に生きよと言えない。希望のない世上で、どのように努力せよと言うのか。”
詩人、ソン・ギョンドンは、“昨日から文化芸術人は、身支度をして家をでて、光化門広場にキャンプ場を設置した。文化芸術人は朴槿恵が下野しなければ家に帰らない”“2008年の蝋燭より更に巨大な蝋燭が集まり、抗争の波と共にいる”と叫んだ。
9時頃、市民が集会を終え、国民の命令宣言文を叫んだ。

国民の命令宣言文

これが国なのか。

(中身のない)殻は出ていけ。

大韓民国は民主共和国だ。

全ての権力は国民から出ている。

まさに我々が、全ての権力の支配者である。

権力の主人として宣言する。

朴槿恵が主犯だ。

朴槿恵は退陣せよ。

朴槿恵と共犯者は、法廷に立て。

朴槿恵と共犯者の汚い姿を一つ一つ明らかにせよ。

腐った権力は追い出さなければならない。

古い体制は倒さなければならない。

倒れた正義は、新たに立て直さなければならない。

このあらゆるものは、我々の力で必ず達せられる。
                                     (訳 柴野貞夫 201611月6日)