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(民衆闘争報道  韓国・反帝民族民主戦線 2017117日)
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           トランプ の戦争行為は 絶対に容認できない

2017114日、ソウル、“NOトランプ NO戦争汎国民大会”米国大使館に向かう示威隊

今この地では、戦争狂・トランプのソウル行脚に反対する各界民衆の闘??争が力強く展開されている。去る1026日に発足した「NO!トランプ共同行動」が、1日、米大使館の周辺で「NOトランプ、NO WAR平和時局会議」を開催したのに続き、ソウルと大田、大邱、釜山、光州、蔚山、江原道、全羅北道、慶尚南道など、全地域でもトランプの行脚に反対する汎国民大会が同時に行われた。

▲ソウル光化門広場で、NOトランプ共同行動が主催した‘戦争反対平和実現汎国民蝋燭’集会が開かれている(2017117

ソウル・チョンロ(鍾路)区で開かれた大会で、国民は、トランプをキャンドル桶に入れて燃やしてしまう絵と、「朝鮮半島の軍事緊張激化の主犯―トランプ訪韓に反対する」、「トランプは退け」、「黙れ!トランプ」などの口号版とプラカードを持って抗議の叫び声を上げた。
デモ闘争参加者は、トランプが「炎の怒り」、「完全破壊」という暴言を吐いたのはもちろん、最近にも「軍事的選択」を取り上げ、韓半島の緊張を極度に激化させていると強く糾弾した。
また、 平和時局会の参加者達は、ソウルを北侵戦争基地と考えているトランプがここに来て、やはり、平和の話をするのではなく、怒りの声を高め戦争の雰囲気を造成するトランプの行為に反対する宣言を発表した。
特に3日には、大学生が国会議事堂の前で奇襲デモを繰り広げ、また、サド配置に反対する城主住民は,記者会見を開きトランプの行脚に決死に反対して立ち上がり、4日、ソウル都心に集まった各界の市民団体は「戦争の脅威、武器商人トランプは、この地に来てはいけない」などのスローガンを叫んで、米国大使館の前までデモ行進を断行した。
この日大田、光州など各地で3500人以上の市民が「民主主義変革を要求した我が国民が集まって、祖国の自主と平和統一のために再度総決起するもの」と念を押して,デモ闘争を繰り広げた。
トランプのソウル行脚に反対する闘争は、この(韓国の)土地だけでなく、米国でも力強く展開されている。 去る3日に続き、4日、ニューヨークとワシントンでは、20団体が参加したトランプ反対国際連帯デモが行われ、訪米に成功した3人の防弾青年団(訳注―軍政期に出来た民族青年団体?)のメンバーは、1030日から24時間、ホワイトハウス前で座り込み闘争を行っている。
 

118日、国会前に集まった参加者達は、トランプを待ち構え機動警察と対峙している(この写真は、記事出稿後、当研究会によって付け加えたものである。)

日々、力強く展開されている各界民衆の反トランプデモ闘争は、今、親米事大と同族対決に気がふれて、韓半島に核戦争の暗雲を、時々刻々と引っ張ってくる戦争狂トランプを、「国賓」として迎え様とするムン・ジェイン政権を糾弾することに、焦点が集まっている。
示威参加者達は、「韓米同盟」は、戦争同盟であり、積弊中の積弊として、現当局が民心の要求をまっすぐに知って我に返ることを警告した。
各地ではもちろん、海外からまで強く起こっている反トランプデモは、この地の米国の植民地統治に反対して、対決と戦争のない平和な朝鮮半島に住むことを望む私たち民衆の志向と念願の明確な表出であり、民心の要求に背く者を絶対に許さないようにすると言う、強い意志の噴出である。
各界愛国民衆は、今日の反トランプ闘争を、さらに強力な反米反戦闘争に昇華させ、韓半島を,我々民衆の非業の死に場所に転落させようと発狂する米国を、この地で追い出し、民族の宿願である祖国統一を必ず達成すべきである。
                                    (訳―柴野貞夫 2017118日)