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(世界の新聞/「板門店宣言実践8・15自主統一大行進」 韓国・ミンプラス 2018年812日付)
http://www.minplus.or.kr/news/articleView.html?idxno=5755


         終戦宣言・制裁解除の歓声が米大使館を揺るがす
                 −板門店宣言実践8・15自主統一大行進(於ソウル)

朝米首脳会談に逆行するトランプ行政府の行動を糾弾!

 

▲ソウル市庁から光化門米国大使館まで進行する「板門店宣言実践8・15自主統一大行進」が11日、8000人が参加し「終戦宣言、対北制裁解除」の歓声を鳴らし行われた。

8月11日、「板門店宣言実践8・15自主統一大行進」に8000人が参加

暴炎(猛暑)を突き抜けて展開されたこの日の行進は、労働者の統一先鋒隊と学生統一先鋒隊をはじめ、4.27板門店宣言の履行に志を同じくする、各界の市民社会が行動を共にした。
パク・ソグン815推進委員会常任代表は、大会の辞で“朝鮮半島の平和と繁栄を約束した板門店宣言の履行の出発は、終戦宣言からだ”とし、“今日の自主統一大行進は、戦争国家アメリカに抵抗し、民族の自主権を争取する闘争である”と強調した。
 9月初め、平壌で、朝鮮社会民主党と会う予定である、キム・チャンハン民衆党常任代表は、“夏がどれ程熱くても、来る秋を止める事が出来ない様に、平和と繁栄へ向かう4.27板門店の時計は、一瞬も止めることができず、ただ1秒も後方に行くことが出来ない”と、板門店宣言を再確認した朝米首脳会談に逆行するトランプ行政府の行動を糾弾した。
この日の大行進には、在日同胞達も行動を共にした。キム・スンミン在日韓国青年同盟(韓青同)委員長は、“米国が、他国のために,自ら善行を積んだ事はない。米大使館に向かう今日の行進が、米国に共同声明の履行を強制する力になる”とし、板門店宣言の履行に韓青がともに行動すると約束した。
一緒に舞台に上がった,西山直宏・日韓平和連帯事務局次長は、“韓国の労働者、民主的な人々の力の様に、私たちは、日本で安倍政権を崩壊させ、東アジアの平和の道を皆さんと一緒に積み上げていく”とし、朝鮮語で「闘争」と叫んだ。
パク・ヘンドク全国農民会総連盟議長、チェ・ジンミ全国女性連帯代表、チェ・ヨンチャン貧民解放実践連帯共同代表が決議文を朗読した。  “平和の大勢は確定的であっても、板門店宣言、朝米首脳宣言の履行は、自ずと達成されるものではない”とし、“民族自主の旗の下に、民族全員が汗と努力を捧げよう”と訴えた。
事前行事を終えて、米国大使館まで行進した参加者は、<従属的韓米同盟>と、<対北制裁>が書かれた横断幕を飛び越えるパフォーマンスも行われた。 長く続いた行列は、米大使館まで届いた。



815自主統一大行進決議文

自主と平和の時代、隷属の積弊を清算しよう!

韓半島に深く根ざした米国の覇権政策は、平和と自主統一に向けた我々民族の闘争によって、決定的に崩壊している。 今、隷属と分断の古い枠をすべて清算し、平和と統一の新時代を迎えよう。 南と北、北と米国が新たな関係を宣言した条件に、駐韓米軍は誰のために必要なのか。 戦争の軍隊、駐韓米軍をこのまま残して、平和の新しい時代を開くことは出来ない。

70年の老いぼれた従属的、反民族的韓米同盟をこのまま置いては、主権も繁栄も統一も実現することが出来ない。 板門店宣言の精神に基づいて、民族自主の旗に基づいて、平和の新しい時代を我々の力で切り開こう!
平和協定を締結せよ!在韓米軍は去れ! 従属韓米同盟を破棄せよ!
分断積弊清算しよう!
キャンドル抗争、そして板門店宣言と朝米首脳宣言で、分断積弊清算の決定的チャンスを迎えている。
一時紆余曲折の中でも、南北関係は、我々の想像を超えて、光の速度で発展するものであり、4.27統一時代は、直ぐに現実のものとなるだろう。

南北関係の全面的発展と自主統一が実現される時代に、民族を敵として規定する古い法と制度から、一日も早く清算しなければならない。
分断に寄生して、民主主義を抑圧してきた国家保安法をはじめ、相互不信と対決を助長する古い法と制度を一日も早く廃止しなければならない。
また、分断積弊勢力に迫害されたすべての良心の囚人を、即時釈放しなければならない。 分断積弊清算して4.27統一時代を大きく開いていこう。
分断積弊を清算しよう!
国家保安法を廃止せよ!
良心犯を釈放せよ!

6.12朝米首脳宣言を履行しない米国を糾弾する。
4.27板門店宣言の履行に立ちはだかる米国を糾弾する。
南北首脳は、歴史的な4.27板門店宣言を通じて「全面的な南北関係の発展」と「終戦宣言、平和体制構築のための努力」を7千万同胞の前に厳粛に宣言した。 朝米主脳は、6.12朝米首脳会談を通じて敵対関係を終わらせ、平和と信頼の関係に転換することを、世界の前に約束した。
ところが、わずか100日が過ぎた今、アメリカは対北制裁解除、終戦宣言などの合意をきちんと履行していない。 さらには、制裁とか、圧迫とか言いながら、南北関係発展のための板門店宣言の履行まで、乱暴に立ちはだかっている。 平和の大勢は確定的でも、板門店宣言、朝米首脳宣言の履行は、自ずと達成できるものではない。民族自主の旗の下、民族全員が汗と努力を捧げよう。
板門店宣言に基づき、民族挙げての自主統一大行進を作って板門店宣言に基づき、民族挙げての自主統一大行進を作って板門店宣言に基づき、民族挙げての自主統一大行進を作って板門店宣言に基づき、民族挙げての自主統一大行進を作っていこう。  
板門店宣言を履行しよう!
対北制裁を解除せよ!
終戦を宣言せよ!
                                             (訳 柴野貞夫 2018812日)