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(世界の新聞/朝鮮民主主義人民共和国 労働新聞 27日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa2&no=1167003&pagenum=1

    日本の海上“自衛隊”による、威嚇飛行事件に込められた不純な狙い

常に隣人が良くなることを願わず、人を傷つける事に慣れっこになった日本反動達こそ、北と南の和解と団結を遮りながら、朝鮮半島と地域の平和と安定を破壊する癌的存在である。
日本の海上 “自衛隊”偵察機の威嚇飛行事件には、南朝鮮の反発を誘導して支持率を引き上げ、再武装と憲法改正に有利な環境を造成し様とする安倍政権の政治的計算が敷かれている。

昨年12月に朝鮮東海上で、南朝鮮海軍艦艇に、日本の海上 "自衛隊"の偵察機が密接接近する異例の事件が起きた。 日本の海上 “自衛隊”偵察機の、この様な威嚇的低空飛行は、去る123日にもあった。 日本の海上 “自衛隊”偵察機の、連続した威嚇的飛行事件をめぐり、今、南朝鮮と日本の間の葛藤と摩擦が激化している。
南朝鮮では、日本の海上 “自衛隊”偵察機の近接飛行が、挑発だと言う声が聞こえて来ている。 この様になると、日本の安倍一味は“脅威を加える意図はなかった”とか、“境界、及び監視活動をしただけ”とか言い訳しながら、むしろ南朝鮮当局に慎重に行動するように圧力をかけている。
これに関連して、南朝鮮の言論、専門家達は、南朝鮮と日本の関係が外交関係樹立以来最悪の状態だとしながら、日本の海上 “自衛隊”偵察機の威嚇飛行事件には、南朝鮮の反発を誘導して支持率を引き上げ、再武装と憲法改正に有利な環境を造成し様とする安倍政権の政治的計算が敷かれていると評価した。 日本の反動層が《北の脅威》について云々し、それを口実に軍国主義復活と再侵略野望の実現に狂奔してきたことは広く暴露された事実である。
朝鮮半島の情勢の緊張を鼻にかけ,憲法改正を推進し、海外侵略の道に合法的に前へ出ようと、悪あがきしてきた日本の反動層は、今となっては、彼らの不純な政治的目的の実現の為に、最近、気まずくなった南朝鮮との関係まで利用している。 昔から,隣を覗き見して、破廉恥な挑発を生業として、血生臭い侵略の魔手を伸ばしてきたのが、将に“島の野蛮人・日本”だ。 この野蛮の群れによって、前世紀、我々民族とアジア人民が、大きな犠牲と悲惨な災害を強要された。
最近発生した日本の海上 “自衛隊”偵察機の威嚇飛行事件は、南に因縁をつけ、自分の利害を満たそうとする日本反動達の体質化された悪習の産物であり、ますます無分別になっている領土膨張野望による意図的な挑発策動である。
今回の事件を通じて、朝鮮半島の平和な雰囲気を破ってしまって、我が民族に対する再侵略の野望を実現してみようとする日本反動達の犯罪的悪巧みが、更に日に日に明らかになった。 内外の世論が、朝鮮半島で、緊張の水位を引き上げ、軍国主義復活と“自衛隊”の強化に有利な政治的環境を用意しようとする、日本の動きがさらに露骨になっていると主張しているのは、決して偶然ではない。
“ムクロジは、3年磨いてもイタチの尻尾にならない”の譬え通り、性懲りもなく、常に隣人が良くなることを願わず、人を傷つける事に慣れっこになった日本反動達こそ、北と南の和解と団結をさえぎりながら、朝鮮半島と地域の平和と安定を破壊する癌的存在である。
今、南朝鮮の各階層の人民が、日本の反動達に対する湧き上がる激憤を発露しながら、反日機運を継続盛り上げていきているのは極めて当然である。 全同胞は、北と南が分け隔てなく、挑発行為を生業とし我が民族の運命と未来を害し、朝鮮半島の平和と統一を妨害する為に狂乱する日本反動達の犯罪的妄動を断固粉砕するであろう。
                                              (訳 柴野貞夫)