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(世界の新聞/朝鮮民主主義人民共和国「ウリミンジョクキリ(わが民族同士)」 2019210日付)


           朝鮮半島の平和保障は、時代の要求である

●外勢によって、半世紀が過ぎても戦争の危険を強いられてきた我々民族は、如何なる民族よりも、平和を熱烈に渇望している。
●各種形態の合同軍事演習と武力増強策動を終えることなしには、北南関係の発展と民族の和解団結はもちろん、朝鮮半島の平和は、考えることができない。


北南間の軍事的敵対関係を根源的に清算し、朝鮮半島を、恒久的で強固な平和地帯にしよう
朝鮮半島を強固な平和地帯にすることは,全同胞の一様な望みとして見ても、時代の要求として見ても、至極公正である。 敬愛する 最高指導者 、金正恩同志は次のように指摘した。
《 南北間の軍事的敵対関係を根源的に清算し、朝鮮半島を、恒久的であって強固な平和地帯にする事は、我々の確固不動の意志である。》  
朝鮮半島を、恒久的であって強固な平和地帯にすることは、現時期、重要な問題として立ち上がっている。 外勢によって、半世紀が過ぎても戦争の危険を強いられてきた我々民族は、如何なる民族よりも、平和を熱烈に渇望している。 特に、歴史的な板門店宣言と9月・平壌共同宣言の採択で広がった、南北和解と朝鮮半島の平和な雰囲気に対する民族の期待は、日増しに高まっている。
全同胞の、一様な意思に合わせて、民族的和解と平和繁栄の時代を開いて行くには、外勢との合同軍事演習を、これ以上許してはならず、外部からの戦略資産を始めとする戦争装備搬入も、完全に中止されなければならない。対話と協力、平和と安定に阻害を与える、外勢との合同軍事演習と、外部からの戦争の機器搬入をはじめとする大規模な武力増強策動は、朝鮮半島情勢の緊張の源である。
過去保守「政権」の時期、南朝鮮とその周辺の、各種形態の侵略的な合同軍事演習が行われる度に、北南関係は解きにくい梗塞局面へと進んだのであり、民族の頭上には、核戦争の暗雲がさらに濃く漂った。 各種形態の合同軍事演習と武力増強策動を終えることなしには、北南関係の発展と民族の和解団結はもちろん、朝鮮半島の平和は考えることができないということが,胸痛む民族分裂史が示してくれる深刻な教訓である。

今、全民族と国際社会は、板門店宣言と9月・平壌共同宣言、北南軍事分野合意書を、徹底的して遵守し、履行して、三千里の地が、恒久的であって強固な、平和地帯に転換されることを切に願っている。 北南関係が、和解と協力の関係に転換され、全同胞が、平和と統一を望んでいる今日、外勢との合同軍事演習と戦争装備搬入をはじめとする軍事的敵対行為が続けば、それは北南宣言と軍事分野合意書を否定するものとして、民族の運命に対する無責任な態度の発露となる。 外勢との合同軍事演習と戦争装備搬入は、そのいずれの場合にも、絶対に許されない。
北と南、海外の全同胞は、この地で平和を破壊し、軍事的対決を鼓吹する一切の行為を阻止破綻させるための全民族的闘争に、こぞって,力強く乗り出さなければならない。
                                                         (訳 柴野貞夫)