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(世界の新聞/変わらない、日本の再侵略野望の発露  労働新聞 2019年6月28日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa2&no=1174820&pagenum=3

            変わらない、日本の再侵略野望の発露

●日本は、内閣衛星情報センターと日本宇宙航空研究開発機構、三菱重工業会社などが協力して開発、製作して発射したスパイ衛星のみならず、米空軍特殊偵察機「RC-135S」を嘉手納空軍基地に引き込んだ。
●日本が敢行した情報戦は、再侵略の前奏曲であり、凶悪な戦犯国―日本を束縛して来た「法の網」を突き破り、戦争モンスターとしての姿を露骨化している。
●過去の清算を必死に回避しながら、朝鮮半島とアジア太平洋地域を再侵略しようとする日本軍国主義を、絶対に許さないと言うのが、我が人民と人民将兵の、怒りに満ちた意思である。


日本が血眼(ちまなこ)になって、我が国家の軍事機密を探知しようとしている。その為に、手段と方法を選ばないでいる。 最近、我が共和国の「脅威」に対処した監視強化という、とんでもない美名のもと、日本では米空軍特殊偵察機《RC-135S》を嘉手納米空軍基地に引き込んだ。 これによって、嘉手納米空軍基地にある《RC-135S》は、2機に増えた。精密レーダーと光学測定機器などを備えているこの特殊偵察機は、弾道ロケット発射の兆候を捕捉してロケットの軌道などを追跡する能力を備えているという。


▲写真  嘉手納に着陸した《RC-135S コブラボール-2

それだけでなく、日本は独自の早期警戒衛星も保有しようと画策している。米国の早期警戒衛星が探知した情報に依存するのではなく、自らの早期警戒衛星を持って情報を取得したいというものである。 このような行為は、対朝鮮情報戦を、より露骨にするための尋常ではない企図として、昨日も今日も変わらない日本反動層の,執拗で悪辣な再侵略野望の発露である。
敗亡後、再侵略の毒足をがむしゃらに磨きながら、新しい情報謀略機構を持ち出した日本は、《平和》と《繁栄》を大袈裟に宣伝する一方で、その看板の下、情報収集活動に絶え間なくぶら下がって来た。特に、我が共和国に対する情報を手に入れるために必死にあがいている。 日本は宇宙空間に,我が国家の軍事秘密を内偵しようと、複数の《眼》を撃ち込んだ。それが即ち、日本の内閣衛星情報センターと日本宇宙航空研究開発機構、三菱重工業会社などが協力して開発、製作して発射したスパイ衛星である。

昨年も私たちの軍事施設を監視する目的でスパイ衛星を再び発射した。 宇宙空間に複数の情報武器を浮かせておいても足りなくて、米空軍特殊偵察を引き込んで独自の早期警戒衛星を持とうとしている。
日本が敢行する情報戦は、再侵略の前奏曲であり、情報戦強化にしがみついているということは、それだけ、再侵略の時刻を、繰り上げようとすることを示唆してくれる。歴代的に、日本の反動支配層は、《北朝鮮の脅威》を唱えて、軍事大国化と再侵略の野望の実現に狂奔して来た。日本の反動層は、その状況に打ち込んだ意図的な企みを繰り返しながら、日本の軍国主義を復活させてきた社会を浸食させ、「自衛隊」を資本主義の世界でも有??数の攻撃力に変身させた。
極悪な戦犯国、敗戦国として烙印され、《正常国家》にならない様に日本を束縛していた法的な網を破ってしまい、《戦争怪物》としての体毛を殆ど備えた。いくつかの国の海軍武力を朝鮮東海に引き入れ、《自衛隊》と共同で繰り広げる合同軍事演習も、我が国の《脅威》を掲げて(名目にして)敢行している。
今では、航空母艦を保有しようとしている。《自衛隊》は、インド洋まで行っている。日本の反動層が、独島の《領有権》を世論化しているのは、《自衛隊》を朝鮮半島に公然と上陸させる為の口実を用意する為である。蛇は、見かけ(態)を十回脱いでも、矢張り毒蛇だ。
過去、侵略で暴れたが、敗亡した日本軍国主義の毒蛇は蘇り、いやらしく凶悪な本性を、そのまま表している。今日の現実は、日本軍国主義の侵略的本性は、絶対に変わらなかったし、これからも、永遠に変わらないことを、もう一度実証している。
過去の清算を必死に回避しながら、朝鮮半島とアジア太平洋地域を、再び(毒蛇の様に)ぐるぐる巻きにしようと、悪あがきして、くねくねうごめく日本軍国主義を絶対に許さないのが、我が人民と人民軍将兵達の憤怒に満ちた要求であり、鉄石の意思だ。日本は再侵略と同時に、必ず、自分の運命の終わりだと言う事を、はっきりと知り、愚かに暴れてはならない。
                                              (訳 柴野貞夫)