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(世界の新聞/「安倍晋三は身の程を知れ」 朝鮮中央通信 2019月6日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa1&no=1175341&pagenum=1

                  安倍晋三は身の程を知れ

【要約】

●朝鮮半島と地域に和解と平和の機運が前例なく高まっている中で、日本は対朝鮮制裁・圧迫の孤独な《曲調》をうんざりするほど吹いている。
●首相・安倍は、大阪で行われた20カ国・地域(G20)サミットで、地域情勢緩和の流れにブレーキを掛け様と奔走した。
●朝鮮半島情勢が良好に発展するほど、日本の孤立がさらに深化しているのは、
大勢にお構いなく、対朝鮮敵視政策をしつこく固執してきた、日本の愚かな振る舞いがもたらした当然の結果である。
●現情勢と地域構図の下で、日本ができることは何もなく、地域平和の邪魔者が介入する場は何処にもない。日本は、《東京新聞》が指摘するように、《蚊帳の外》である。


【本文】
朝鮮半島と地域に和解と平和の機運が前例なく高まっている中でも、日本は対朝鮮制裁・圧迫の孤独な《曲調》をうんざりするほど吹いている。
去る628日、首相・安倍は、大阪で行われた20カ国・地域(G20)サミットに参加した国々の元首を相手に、対朝鮮《制裁決議の完全な履行》について出まかせにしゃべりながら、地域情勢緩和の流れにブレーキを掛け様と奔走した。
ところが、奔走をやり切る前に、世上をびっくりさせる朝米最高首脳の板門店(パンムンジョム)対面が電撃的に行われる事で、結局、言った甲斐が全くなくなった安倍は,国際的な笑いものになってしまった。これについて、(安倍は)一寸の先も見通せない間抜けだと言わなければならない。
朝鮮半島情勢が良好に発展するほど、日本の孤立がさらに深化しているのが現実である。これは、大勢にお構いなく、対朝鮮敵視政策をしつこく固執してきた、日本の愚かな振る舞いがもたらした当然の結果である。
今日、我が朝鮮を中心として活発に展開される首脳外交の場に、敢えて介入できず、他国の手を借りて名前だけを引き続き注入する島国の哀れな境遇は、現実判断能力がなく、政治感覚も鈍い日本の無能さを,さらに刻印させている。
72日、東京新聞は、周辺諸国の中で朝鮮との首脳外交を成す事が出来ない国は日本だけだとして、安倍の外交が、また蚊帳の外に置かれたと慨嘆した。実態がこうであるにもかかわらず、板門店で行われた歴史的な朝米首脳の対面直後、日本外相の河野が《制裁を維持する方針》という気抜けした言葉を、またもや並べ立てたのを見ると、失笑を禁じえない。日本こそ、大勢もお構いなく、身の程も判らない政治小人である。
現情勢と地域構図の下で、日本ができることは何もなく、地域平和の邪魔者が介入する場は何処にもない。日本は、役立たずな対朝鮮《制裁決議》の、わびしい見張り役という身の程を知って、分相応に行動すべきであろう。
                                              (訳 柴野貞夫)