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(世界の新聞/ 「核災害を駆り立てる犯罪的妄動」 労働新聞・論評  20199月4日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa2&no=1178704&pagenum=7

             核災害を駆り立てる犯罪的妄動

●安倍政権による、110t以上の汚染水の垂れ流しで、朝鮮東海の全水域が汚染されようとしている。
●自国の利益のために、他の国と民族の生存まで脅かす国は、唯一、日本だけである。


最近、日本の安倍政権が、福島原子力発電所に滞留している大量の放射能汚染水を、海に流す動きを見せ、南朝鮮と日本の間の対立と摩擦が、一層激化している。 報道によると、2011年にあった東日本大震災で、福島原子力発電所の爆発事故が起き、膨大な量の放射性物質が漏出した。
日本当局は、放射能汚染水を貯蔵する為に、1 000余個以上の大型・水タンクを作ったが、それらの貯蔵能力が、2020年には,限界に達すると言う。このことから、安倍政権は110t以上蓄積された放射能汚染水を水で希釈して、太平洋に、そのまま放流する措置を取ろうとしている。 日本が放射能汚染水を海に投げ出してしまった場合、数ヶ月で,済州島付近の海域が汚染され、1年で、朝鮮東海の全水域が、後には、太平洋全体が汚染されて、人類に深刻な被害を与えることになるという。
これらの事実は、日本の強盗的経済報復措置として、ただでさえ激昂した南朝鮮の反日民心をさらに刺激している。 南朝鮮当局も民心の反日機運に押されて強硬対応の立場を明らかにしている。
安倍一味が、福島原子力発電所の放射能汚染水を、海に放流させようとするのは、自分だけの利益のためならば、自然環境も躊躇なく破壊し、人類を犠牲にする事もお構いなく考えるのは、日本特有の、残虐で野獣的な本性をそのまま表わしたものである。

事実上、福島原子力発電所の爆発で発生した放射能漏出は、大陸と海洋を越えて、世界中の生態環境に重大な結果を及ぼした。それは、未だに濯ぐことが出来ない状態にある。或る研究機関が発表した資料によると、福島原子力発電所の爆発事故で、すでに膨大な量の放射性物質が大気と海に広がった。
ところが、110tに達する放射能汚染水が、また海へ流れ込むことになれば、どんな結果が招来するかは火を見るより明らかだ。太平洋全体が汚染されて、人類が核災害の脅威を受けるということは言うまでもない。
世界的に、少なからざる国々が、原子力発電所を運営している。しかし、自国の利益のために、他の国と民族の生存まで脅かしながら、核汚物を矢鱈に捨てる国は,唯、日本の他に無い。日本こそ、生きるも死ぬも、ひたすら自分の事だけを考え、世界の生態環境と安全を脅かす特等犯罪国家であり、野蛮国である。
国際環境保護団体の懸念どおり、太平洋が《死の海》として、人類の災いの材料と化す場合、その被害の第一の対象は、朝鮮半島であろう。過去、我が民族に計り知れない不幸と苦痛を強要した島国(日本)の輩は、今日では、放射能汚染水で、核災害まで押しかぶせようとする事に対し、国内外の全同胞が憤怒の心で震えている。
今、南朝鮮の各界団体と人民は、朝鮮半島と地域に深刻な核災害をもたらしてくる日本の犯罪行為の本質と危険性を、明らかにしながら、反日闘争を一層高めている。我が民族は、島国の輩の反人倫的妄動で、我々の青い海が核汚物に汚されることを絶対に許さない。
日本当局は、全朝鮮民族と国際社会の厳重な警告を心に刻み込み、軽挙妄動をしてはならず、放射能汚染水を海に垂れ流そうとする計画を直ちに撤回しなければならない。
                                              (訳 柴野貞夫)