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民衆闘争報道/南朝鮮・チャジュシボ(自主時報) プサン(釜山) 2020323日付)
http://www.jajusibo.com/49806

   ロバート駐韓米軍司令官ら3名を、細菌密輸の疑いで告発

 


▲写真 記者会見の参加者らが、スローガンを叫ぶ姿

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている時に細菌兵器を持ち込む米軍を許すわけにはいかない
“今すぐ撤去せよ!”“有無を言わず、撤去せよ!”
釜山市民、社会団体が、ロバート・レイブラムス在韓米軍司令官、マーク・シモリー第19支援司令部司令官、チェウンミ・フェデックス コリア代表を、韓国当局の許可なく、生化学兵器実験用として細菌を持ちこんだ疑いで、告発する事とした。
23日午前11時、プサン カンマンドン(戡蠻洞)8埠頭の米軍細菌兵器実験室の前で、プサン市民団体が“8埠頭の細菌実験室の主犯!駐韓米軍司令官告発、170人の告発団宣布記者会見”を行った。
記者会見には、キム・ウンジン民衆党・南区(甲)国会議員予備候補、キム・ジンジュ民衆党・沙下區()国会議員予備候補、8埠頭米軍部隊細菌兵器実験室追放釜山対策委員会、カム・マンドン米軍部隊細菌兵器実験室撤去南区対策委員会(以下、南区対策委)、民主社会の為の弁護士の会・プサン支部(以下、民弁)、全国鉄道労働組合釜山本部、平和統一センター,プサン慶南主権連帯などが列席した。
  

▲(写真上) 告発(訴)状を持っている参加者の姿。釜山市民、社会団体が、ロバート・レイブラムス在韓米軍司令官、マーク・シモリー第19支援司令部司令官、チェウンミ・フェデックス コリア代表を、韓国当局の許可なく、生化学兵器実験用として細菌を持ちこんだ疑いで告発した。

▲(写真上) ロバート・レイブラムス在韓米軍司令官の顔に<追放>と,細菌の図柄が描かれている

 

ビョン・ヨンチョル民弁細菌兵器T/Fチーム長は、これまで以上に、今、ウイルスの危険性を感じる事が出来る。所で、米国は相変わらず,我々にこっそりと、ポトルミニュームなど、致死率の高いウイルスを扱っている。これはプサン市民の安全問題だとし、彼等を告発し、再び細菌兵器をこの土地にこっそりと持ち込む不法行為が発生しない様に、民弁(民主社会の為の弁護士の会)はあらゆる努力を尽くす”と発言した。
キム・ギョンテ牧師は、“コロナ19も、全世界の人々を恐怖に慄かせる武器として使用する為に扱う細菌を目の前に置いて、どの様に日常生活を送ることが出来ると言うのか”とし、“良心あるクリスチャン達が集まり、世界平和の為に最善尽くし、力を結集するだろう”と語った。
最後に、カン・ソンギュ全国鉄道労働組合釜山地方本部長が、告発趣旨文を朗読した。記者会見に参加した市民と団体らは、今週中に、告発状を受け渡す予定だ。一方、プサン市民社会団体らは、74日、米国独立記念日に合わせ、8埠頭細菌兵器実験室の撤去を要求する、大規模な集会を行う予定である。

【告発趣旨文】全文
細菌兵器の危険性に対する認識は、全世界が同じだ。この様な認識に基づいて、昔から生化学兵器に対する生産、備蓄、輸送を禁止する条約が締結され、国際社会を規律しています。大韓民国もやはり、該当条約の具体的実現方として、生化学兵器法、感染症予防法などを制定し、国内に生物兵器、毒素などの搬入を徹底して統制しています。
2015年、“生きている炭素菌配送事故”で、駐韓米軍が、国内で細菌実験をすると言う事が明らかになりました。国民の生命と安全におおきな危険となる毒素が、如何なる制約と情報公開もなく、国内に持ち込まれると言う事実に、地域市民社会が憤怒し、持続的なモニタリングと抗議集会が行われました。これを通して、不十分だが韓米合同調査が行われ、再発防止、また、追加搬入計画の通知に対する確答をうけることが出来ました。
しかし、2019年の毒素を始めとする生化学物質を、国内に搬入していないと言う駐韓米軍と政府の回答に反して、プサン8埠頭を始めとする全国各地に、再び生物兵器が搬入されていると言う事実が明らかになりました。2015年度と同じ様に、駐韓米軍は、関連法令による許可・申告を、全くしなかったのであり、政府は、駐韓米軍の通報内容を、外交に敏感な事項として国民に公開しておりません。
大韓民国は、今、コロナ19感染事態を、経験しながら、国民の生命と安全を守る最も重要な原則が、透明な情報公開と防疫当局(政府)の積極的対応である事を実感しています。この様な社会的流れの中で、駐韓米軍の不法的な毒素搬入、また細菌実験に対する政府の積極的な捜査と、情報の透明な公開を強力に要求しようと、告訴状を提出しようとしています。
                                                         (訳 柴野貞夫)

関連サイト>

朝鮮半島で非人倫的生化学戦争準備をする米国を糾弾する(朝鮮民主主義人民共和国 ウリミンジョクキリ 2019年3月29日付)

http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_686.html

朝鮮の傀儡が米国の生物・化学戦争計画《ジュピター計画》の履行を放任している(鮮中央通信 2017425日)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_576.html

<論考>柴野貞夫時事問題研究会 の生化兵器の先制攻[ジュピタ]を糾する (2017429日)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_jousei_55.html