ホームページ タイトル


(韓国ネットニュース PRESSIAN 国際ニュース  2011・8・24付)
http://www.pressian.com/article/article.asp?article_num=40110824192124&Section=05

 

 

 

北・露-首脳会談、6者会談に関し‘原則的に合意’


 

 

朝・露の)既存の立場を再確認し、メドベージェフ(ロシア大統領)は“露・北・南を結ぶ、(天然)ガス管特別委員会の編成も合意”

 

 

 

ロシア・シベリア東部の都市、ウルランウデで開かれた、キム・ジョンイル北韓国防委員長とドミトリー・ロシア大統領との、首脳会談の内容が一部明らかにされた。メドベージェフ大統領は、“キム委員長と虚心坦懐にして、実質的な対話をした。”と語った。

 

ナターリア・チマコワ・ロシア大統領代弁人は、24日(現地時間)首脳会談終了後、“キム委員長は、どんな前提条件なしに、6者会談に復帰する用意があると言う意思を明らかにした。”とし、“それなら、6者会談の過程で北韓が核物質の生産、並びに核実験を、暫定中断(モラトリアム)する用意が出来るだろう。”と語った。

 

これは、‘前提条件の無い6者会談再開’と言う北韓の既存の立場を再確認したものと解釈される。

 

米国と韓国は,6者会談再開の為には、南北関係改善と北韓の核施設不能化などの措置が先行されなければならないと言う立場であったし、北韓はこれに反対し、先ず6者会談を再開し、あらゆる問題を解決しなければならないと主張して来た。

 

ロシアもまた、先月インドネシアのバリで、北韓と接触を持った後、相対的に北韓側に傾いた立場を明らかにした。

 

セルゲイ・ラブロフ ロシア外務長官は、先月22日パク・ウイチュン北韓外務相との会合以後、“ロシアは、事前の前提条件なく、6者会談を再開する用意があると言う北韓の確認された立場を歓迎する”と述べた事がある。

 

これに対し、北・露首脳会談と言う契機を借りて、韓国と米国などに6者会談再開を促すメッセイジを送ったものと言う解釈が出る。

 

キム・グンシク キョンナム(慶南)大教授は、“先月末、ニューヨークで開かれた北・米対話で、互いの意見交換があったものと見る。”とし、“こんな状況で、北・露首脳会談と言う現実を借りて米国側の要求に対する回答をしたものと見える。”と語った。

 

キム・グンシク教授は、北韓が、韓・米の要求条件のうちの一つである濃縮ウラニューム問題は、容易く放棄することが出来ないが、この程度の誠意は見せる事が出来ると言う信号を送ったものとしながら、“北核協議進展のための契機となった”と評価した。

 

キム・ヨンチョル インジェ(仁済)大教授も、“現在時点で6者会談再開の為には、北韓の態度変化が重要なのではない。北韓はすでに、(6者会談が開かれば)出ると明らかにした状態”だとし、“北・米関係が上手く進行されれば、その程度はする用意があると言うことを、北・露首脳会談の機会に明らかにしたもの”だと、解き明かした。彼は6者会談再開のために、ロシアがそれなりの役割をしていると言う次元から、今回の首脳会談を見渡す事が出来ると付け加えた。

 

韓国政府は、これに対し、北韓の立場が変化したと見る余地はないとし、否定的な反応見せた。外交部関係者は<PRESSIAN>との電話のやり取りで、“まだ言論報道だけ出た状況なので、北韓の立場をはっきりと知る事は出来ない。”としながらも、“(6者)会談の‘過程’でモラトリアムをする事が出来ると言うのは、(これが6者会談の)‘事前措置’と言う韓国政府の立場とは異なる、”と語った。

 

他の当局者も<ヨンハップニュース>に“北韓は、大量殺傷武器(WMD)実験の暫定中断を、事前措置の一環でない協議対象として言及したものと見える。

”としながら、“これは、今年3月ロシアの6者会談首席代表であるアレクセイ・ボロダブキン外務次官がピョンヤンを訪問した時も、取り上げられた内容だ。結局新しい話はない訳だ。”と語った。この当局者は“6者会談が再開されるためには、非核化事前措置の核心であるウラニューム濃縮プログラム(UEP)問題に対し、北韓がどんなやりかたでも、それなりの解決策を提示しなければならない。”とし、強硬な態度みせた。




http://image.pressian.com/images/2011/08/24/40110824192124.JPG

△金正日・北韓(訳注―朝鮮民主主義人民共和国)国防委員長と、ドミトリー・メドベージェフ大統領は、24日(現地時間)ロシア・ウランウデで首脳会談を持ち、6者会談再開と経済協力などの問題を論議した。写真・AP-ヨンハップニュース

 

 

 

“南―北―露を結ぶ、(天然)ガス管プロジェクト特別委員会を構成する。”

 

一方この日、首脳会談では、南北韓とロシアを繋ぐガス管プロジェクトなど、経済関連事案も取り扱われた。メドベージェフ大統領は、会談後記者達に、北韓が自国を経由して南韓まで繋がる天然ガス油送管建設プロジェクトに関心を見せたとし、楽観的な展望を明らかにした。

 

メドベージェフは、首脳会談の結果と関連して、“肯定的な印象で満ちた状態”だとし、“ガスの協力分野で成果があった。特に北韓を経由して南韓にガスを供給する為の特別委員会を発足する事に合意した。”と語った。特別委員会は、韓国を含ませ3者委員会で構成されると言う見通しで理解された。

 

彼は、“北韓はこのプロジェクトに関心を置いているし、この為に約1100kmのガス管を建設する計画”であり、“このガス管を通して、毎年100億立法mの天然ガスを輸送できるもの”だと語った。彼は“もし需要があれば、この輸送能力を更に増やす事も出来る。”と付け加えた。

 

キム・ヨンチョル教授は、これと関連して“南北韓とロシア3者間の作業であるために、(北・露両者の合意だけでは)限界がある。”としても、“今すぐ実現されることは難しいが、意味がある構成として見える。”と評価した。キム教授は、それ以外でも、北韓の労働力やラジン(羅津)港を活用する問題など、北・露両者間の経済協力事業などが論議された可能性があると分析した。

 

(訳 柴野貞夫 2011/08/28)

 

参考サイト

 

☆ 朝鮮半島の戦争危機を煽る張本人は誰か? [シリーズ・その①] (2010年12月31日更新)