(韓国民衆言論 チャムセサン 国際記事 2014年8月5日付)http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&nid=79562&page=1&category1=38
スノードンの機密文書は、米国が「イスラエルのガザ攻撃に直接加担している状況」を暴露した
● “米国家安保局(NSA)が過去10年間、収集された信号情報をイスラエル情報機関―ISNUに提供して来た”
● “米国はパレスティナを監視し標的物を確認し、作戦機関に対する秘密現金を支援している”
チョン・ウンヒ記者
米国家安保局(NSA)が、パレスティナの監視と、標的物確認の為に、イスラエルを直接支援して来たことが明らかになった。エドワード・スノードンが暴露した機密文書を公開した、このような報告書は、イスラエルの現ガザ攻撃と直接関連される事は無いが、イスラエルの攻撃に、米国が加担していると言う事実を確認する最初の記録だと言う意味がある。

▲オバマとネタニヤフ
エドワード・スノードン前国家安保局(NSA)職員の暴露を引き出した前職<ガーディアン>記者・グレン・グリーンワードは、8月4日、オンラインポータル<イントセプトゥ>に、“現金、武器そして監視―米国は、全てのイスラエルの攻撃に、核心的な役割をしている。”と言う題目で、米国家安保局(NSA)が過去10年間、収集された信号情報をイスラエル情報機関―ISNUに提供して来たと明らかにした。
米国がイスラエルを支援した内容には、パレスティナの監視と標的物の確認、そしてイスラエルの作戦機関に対する巨額の現金を含んでいる。
グリーンワードは、これに対し、“スノードンの記録は、イスラエルの攻撃が、米国の持続的で大々的な支援がなければ、出来なかったと言う決定的事実を明らかにしている”と伝えた。
グリーンワードは、また、“多くの場合、NSAとISNUは、共同で、英国またカナダ政府機関―GCHQとCSEC−と作業を遂行したし、ヨルダン軍政とパレスティナ自治政府保安軍を含む、米国が後援するアラブ政権らの助けを受けた”と公開した。
この様な事実に対し、米国の政府機関―NSAも、英国政府機関―GCHQも、公式の立場を明らかにしていない。米国の言論らは、グリーンワードの暴露に対して強い非難を浴びせている。
米国は数十年間、イスラエルに数十億jの補助金、武器と軍事訓練を支援して来た。しかし、現在まで米国が、イスラエルのパレスティナ攻撃に直接加担してきたかは、知られなかったし、今後これに対する波長が予想される。
(訳 柴野貞夫 2014年8月10日)
<参考サイト>
○ 世界を見る−世界の新聞/どうして、ハマスは休戦協定案に判を押さないのか(韓国・チャムセサン 2014年7月30日付)
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