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(韓国民衆言論 チャムセサン 国際ニュース 20141021日付)http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&nid=86265&page=1&category1=38


      日本安倍政府が、NHKに対し
慰安婦関連報道を統制している
       −英国紙<タイムス>がNHK内部極秘文書を暴露



● NHK南京大虐殺、戦時性奴隷と中国との領土紛争に対する言及禁止


英国の中堅新聞<タイムス>が、日本最大の公営放送 NHKの内部文書を入手し、日本政府がNHKに、南京大虐殺慰安婦等に対する言及を禁止したと暴露した。

<タイムス>は、18日(現地時間)“日本の<BBC>、戦時‘性奴隷(慰安婦)’に対する言及禁止”と言う題目で関連記事を報道し、“南京大虐殺に対する言及禁止は、日本公営放送・NHKの編集独立に対する屈従と見える”と指摘した。
 

      出処(タイムス 画面キャプチャー)

この言論は、該当記事で“日本公営放送・NHKは、悪名高い南京大虐殺、戦時性奴隷と中国との領土紛争に関する言及を禁止して来た。”とし、“批評家達は、これを編集権に対する屈服だと見ている”と報道した。
<タイムス>は、これに対する根拠として、“自社が入手した秘密内部文書に依れば、NHK英文サービス記者達は、日本の政治で最も論争的な一部の主題報道時に、使わなければならない正確な表現に対し、指示を受けている”とし、“この規則は、日本の保守民族主義・安倍晋三総理の政府の立場を反映することは明らかだ”と明言した。
日本の言論は、この様な報道に対し沈黙しているが、日本のインターネットプログとSNS上では、論議が沸き上がっている。
日本の個人プログ<真実を求めて(saigaijyouhou.com)>は、“安倍政権が政権を取った後、まず最初にしたのは、NHK威嚇の為に、今回の件も予定通りだと言うことが出来る”と指摘した。
オンラインコミユニティー<はてな(Hatena)>関連掲示文に‘mine****’は、“公営放送に対する干渉や秘密保護法、教育内容など、無用な色んな統制強化が始められている”とし、“中産層の減少傾向と民主主義の後退に比例して、全体主義傾向が強まっていないか”と、意見を述べた。
ツイート@xxca***は、“NHKの極密内部文書が本当であれば、これはNHKの存在意義の消滅を語るもの”、@ccp***は、“政治権力に対する執着が強い人々が政権をとれば、情報統制、言論統制をしてでも権力を維持しようとするのは、万国共通の問題だ”、@Tho***は、“日本で話題とならないのが変だ”と提起した。

 

(訳 柴野貞夫 20141023日)

 

 

<関連サイト>

NHKへの、安倍首相の「政治介入」と「放送命令」(3) (2007年3月18日)

☆ 日本国憲法の理念こそ、平和の構築である(2) (2007年3月18日)

☆ 9条1項・2項の破棄は、日本の軍事大国化と、働く民衆の諸権利抑圧体制作ることにある(1)  (2007年3月18日)

☆ 定率減税の廃止と住民税増税(6月)による国民の生存権に対する、安倍内閣の攻撃に抗議する(9)(2007年5月31日)

☆ 「生存権裁判」は、安倍自民・公明政権による“いのちへの攻撃”に対する全国民の戦いである(8)  (2007年5月28日)

☆ 安倍自民・公明政権は、憲法25条「生存権」の前倒し廃棄を狙っているのだ(7) (2007年5月6日)

自民党「新憲法草案」は、日本国憲法の“平和主義・人権主義・福祉主義”を全面否定する、許すことの出来ない反憲法的クーデターである(6) (2007年5月2日)

☆ 教育三法改正は、国家権力の教育支配に対する制約を取り除いた違憲行為である(5) (2007年4月24日)

☆ 改憲手続法=国民投票法と、その強行採決は国民の諸権利の圧殺と蹂躙である(4) (2007年4月15日)